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コーキング工事の役割と手順＆シーリングとの違い

2022.09.22

こんにちは☀
ガイソー町田店です！

外装リフォームでよく出てくる「コーキング工事」ですが、何の為に行うのか、またその手順が分からないという方が多いかもしれません。
さらに、似た言葉で「シーリング」というものもあるので、混乱される方もいることかと存じます。

そこで、今回はコーキングの役割と手順、シーリングとの違いについてお話ししたいと思います！

〇コーキング工事の役割

①目地（部材間の隙間・繋ぎ目）や建物の隙間などの防水性・気密性を高める

外壁材と外壁材の隙間や、窓やサッシ周りの隙間などは雨水が侵入しやすい箇所です。
その隙間部分をコーキングで埋めることで、建物全体の防水性を高めることができます！

②建材同士の接触を防止する

コーキングは建材同士がぶつかり合う部分に行いますが、これはサイディングやコンクリートが気温や湿度の影響で膨張・収縮するためです。
クッションとして建材同士の接触を防ぐことで、外壁材の割れや歪みを防止することができます！

〇コーキング工事の手順

コーキング工事は「打ち替え工事」と「打ち増し工事」の２種類があります。
前者は既存のコーキング材を取り除きますが、後者は既存のものの上から新たなコーキング材を足す工事です。
「打ち増し工事」はコーキング材の劣化がそれほど進んでいない場合に行われます。

①（打ち替えの場合）古いコーキング材を取り除く

古いコーキング材を取り除く作業の写真

②マスキングテープで保護
…コーキング工事で用いる薬剤が他の場所につかないように、マスキングテープで当該箇所を保護します。

③プライマーを塗る
…プライマーと呼ばれる下塗り剤を塗り、コーキング材を接着させる下地を作ります。

④コーキング材を充填させる

コーキング材充填作業の写真

⑤ヘラでならす
…ヘラで余分なコーキング材を取り除き、圧着させます。

⑥マスキングテープの除去&完成
…コーキング材が乾き切る前にマスキングテープを取り除いて完成です！

〇シーリングとの違い

「コーキング」「シーリング」と別の言葉で存在していますが、実は同じ意味です！

蒸気機関や造船など、建築業界以外でそれぞれ用いられていた言葉が一緒に入ってきたために、
同じ工事なのに用語が２種類あるという事態となってしまいました。

施工業者やメーカーによって使っている語が異なる場合がありますが、基本的には同じ工事のことを指しているのでご安心ください！

コーキングの劣化が進行すると、防水機能の低下による雨漏りや、外壁材同士の衝突などが発生してしまいます。
そのため、定期的なメンテナンスが欠かせない箇所となります！(*^^*)

リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひガイソー町田店にご相談ください！

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