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無機塗料とは？ メリット・デメリット
2023.10.12
こんにちは☀
ガイソー町田店です。
皆様は「無機塗料」と呼ばれる塗料をご存知でしょうか？
無機塗料は「フッ素塗料よりも優れた耐候性を持っている」として、近年注目を集めている塗料となります。
今回はそんな無機塗料のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
無機塗料とは、「無機物（無機化合物）を主成分とした塗料」のことです。無機物は「炭素を含まない物質」を指しており、無機塗料にはケイ素やセラミックなどが配合されています。
無機塗料は無機物だけで形成されているわけではなく、実際には有機物も配合されています。これは、無機物だけだと塗膜が固くなりすぎてしまうからです。
そのため、無機塗料は正確には「有機塗料の一種」となります。
無機塗料を使用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。
1つ目は「耐候性に優れる」という点です。
無機物の結合は非常に強く、紫外線の破壊エネルギーを上回るほど強固であるとされています。
そのため、無機塗料は紫外線による劣化が起こりにくく、20〜25年近くにわたって塗膜を維持することができます。
2つ目は「汚れが付着しにくい」という点です。
無機塗料に配合されているセラミックは親水性が高く、外壁に当たった雨水が薄い膜のように広がるようになります。
すると、外壁の汚れの下に雨水が入り込み、一緒に流れ落ちてくれます。これを「セルフクリーニング効果」といい、定期的な清掃を行わずともご自宅の外観を綺麗に保ってくれるようになります。
3つ目は「カビ・コケが繁殖しにくい」という点です。
無機塗料は有機物の含有量が少ないため、有機物をエサとするカビ・コケが繁殖しにくくなります。
カビやコケによる塗膜の劣化やアレルギーの発症などを未然に防ぐことができるので、ご自宅の耐久性・安全性を高めることにもつながります。
4つ目は「耐火性が高い」という点です。
無機物は炭素を含まないので、火に触れても燃えることはありません。
特にケイ素やセラミックは融点（個体が融解し始める温度）が非常に高いため、火災によって塗膜が燃えてしまうことはほとんどないと言えます。
万が一の火災に備えたい場合は、無機塗料での塗装をおすすめいたします。
反対に無機塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1つ目は「工事費用が高い」という点です。
無機塗料の工事費用の相場は外壁1㎡あたり約5000～5500円とされており、塗料の中でもかなり高価です。
とはいえ、無機塗料の期待耐用年数が約20～25年であることを鑑みると、安価で定期的な塗り替え工事が必要な有機塗料よりもコストパフォーマンスが高くなる場合があります。
高級フッ素塗料（約3500～5000円）と金額にあまり差がないとして、思い切って無機塗料で塗装される方も多いです。
2つ目は「ひび割れが発生しやすい」という点です。
無機塗料が形成する塗膜は固く、柔軟性に乏しいことから、振動・収縮といった建物の動きによって塗膜がひび割れてしまうことが多いです。
ひび割れが頻繁に発生すると、雨水の侵入によって外壁内部が傷んでしまい、期待耐用年数までもたない可能性があるため、この点は無機塗料の最大のデメリットであると言えるでしょう。
以上、無機塗料のメリット・デメリットについて解説させていただきました。
無機塗料は非常に優れた耐候性を持っているため、約20～25年にわたってご自宅の外壁を守り続けることができます。
その一方で、無機塗料は「ひび割れが発生しやすい」というデメリットも持っています。ひび割れを放置すると建物の耐久性に多大な影響を及ぼしてしまうため、ひび割れに気が付いたら早急な補修工事が必要です。
無機塗料での塗装工事を検討されている方は、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です。
皆様は「無機塗料」と呼ばれる塗料をご存知でしょうか？
無機塗料は「フッ素塗料よりも優れた耐候性を持っている」として、近年注目を集めている塗料となります。
今回はそんな無機塗料のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
〇無機塗料とは？
無機塗料とは、「無機物（無機化合物）を主成分とした塗料」のことです。無機物は「炭素を含まない物質」を指しており、無機塗料にはケイ素やセラミックなどが配合されています。
無機塗料は無機物だけで形成されているわけではなく、実際には有機物も配合されています。これは、無機物だけだと塗膜が固くなりすぎてしまうからです。
そのため、無機塗料は正確には「有機塗料の一種」となります。
〇無機塗料のメリット
無機塗料を使用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。
1つ目は「耐候性に優れる」という点です。
無機物の結合は非常に強く、紫外線の破壊エネルギーを上回るほど強固であるとされています。
そのため、無機塗料は紫外線による劣化が起こりにくく、20〜25年近くにわたって塗膜を維持することができます。
2つ目は「汚れが付着しにくい」という点です。
無機塗料に配合されているセラミックは親水性が高く、外壁に当たった雨水が薄い膜のように広がるようになります。
すると、外壁の汚れの下に雨水が入り込み、一緒に流れ落ちてくれます。これを「セルフクリーニング効果」といい、定期的な清掃を行わずともご自宅の外観を綺麗に保ってくれるようになります。
3つ目は「カビ・コケが繁殖しにくい」という点です。
無機塗料は有機物の含有量が少ないため、有機物をエサとするカビ・コケが繁殖しにくくなります。
カビやコケによる塗膜の劣化やアレルギーの発症などを未然に防ぐことができるので、ご自宅の耐久性・安全性を高めることにもつながります。
4つ目は「耐火性が高い」という点です。
無機物は炭素を含まないので、火に触れても燃えることはありません。
特にケイ素やセラミックは融点（個体が融解し始める温度）が非常に高いため、火災によって塗膜が燃えてしまうことはほとんどないと言えます。
万が一の火災に備えたい場合は、無機塗料での塗装をおすすめいたします。
〇無機塗料のデメリット
反対に無機塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1つ目は「工事費用が高い」という点です。
無機塗料の工事費用の相場は外壁1㎡あたり約5000～5500円とされており、塗料の中でもかなり高価です。
とはいえ、無機塗料の期待耐用年数が約20～25年であることを鑑みると、安価で定期的な塗り替え工事が必要な有機塗料よりもコストパフォーマンスが高くなる場合があります。
高級フッ素塗料（約3500～5000円）と金額にあまり差がないとして、思い切って無機塗料で塗装される方も多いです。
2つ目は「ひび割れが発生しやすい」という点です。
無機塗料が形成する塗膜は固く、柔軟性に乏しいことから、振動・収縮といった建物の動きによって塗膜がひび割れてしまうことが多いです。
ひび割れが頻繁に発生すると、雨水の侵入によって外壁内部が傷んでしまい、期待耐用年数までもたない可能性があるため、この点は無機塗料の最大のデメリットであると言えるでしょう。
以上、無機塗料のメリット・デメリットについて解説させていただきました。
無機塗料は非常に優れた耐候性を持っているため、約20～25年にわたってご自宅の外壁を守り続けることができます。
その一方で、無機塗料は「ひび割れが発生しやすい」というデメリットも持っています。ひび割れを放置すると建物の耐久性に多大な影響を及ぼしてしまうため、ひび割れに気が付いたら早急な補修工事が必要です。
無機塗料での塗装工事を検討されている方は、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
町田市、多摩市
