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ノンアスベスト屋根とは？
2023.10.16
こんにちは☀
ガイソー町田店です！
皆様は「ノンアスベスト屋根」という屋根材をご存知でしょうか。
人体に深刻な影響をもたらすアスベストの使用が禁止されたことをきっかけに、「アスベストを一切配合していない屋根材」として開発・販売されました。
しかし、ノンアスベスト屋根には様々な問題があったことから、現在ではそのほとんどが廃盤となっています。
今回は、そんなノンアスベスト屋根のデメリットについてお話ししていきたいと思います！
ノンアスベスト屋根とは、その名の通り「アスベスト（石綿）が一切配合されていない屋根材」のことです。
現在流通している屋根材にはアスベストは配合されていないので、厳密に言えばすべての屋根材がノンアスベスト屋根ということになります。しかし、「ノンアスベスト屋根」というときは基本的に1990年代後半～2000年代後半までに作られた屋根材のことを指しています。
アスベストは耐久性・耐火性に優れる素材として、屋根材や外壁材、断熱材などの非常に多くの建材に用いられていました。
しかし、アスベストを吸引することで肺がんや中皮腫などの深刻な症状が現れる危険があったため、2004年の労働安全衛生法施行令の改正によってアスベストの使用が全面的に禁止されました。
アスベストの使用禁止を受けて、多くの屋根材メーカーからノンアスベスト屋根が開発・販売されるようになりましたが、このとき開発されたノンアスベスト屋根はそのほとんどが廃盤となっています。
それは、ノンアスベスト屋根の多くが屋根材として致命的なデメリットを持っていたからです。
そんなノンアスベスト屋根のデメリットについて、これからお話ししていきたいと思います。
ノンアスベスト屋根のデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①層状剥離
ニチハ株式会社が開発・販売していた「パミール」と呼ばれるノンアスベスト屋根は、経年劣化によって「層状剥離」が発生することがありました。
層状剥離とは、屋根の先端部分がまるでミルフィーユのように剥がれてしまう症状のことです。
屋根の見映えが非常に悪くなるというだけでなく、塗装工事によって新たな塗膜を形成してもすぐに剥離してしまいます。
そのため、屋根葺き替え工事か屋根カバー工事のどちらかでしか補修することができません。
②釘の腐食
パミールは層状剥離の他に、「釘の腐食」が発生することもありました。
パミールが販売開始されたとき、メーカーから「ラスパート釘」と呼ばれる釘が無償配布されたのですが、メッキ処理が不十分な釘が混入していたことでこのような症状が現れたとされています。
釘の腐食によって屋根材のズレ・脱落が発生し、強風による飛散につながってしまう危険があります。
➂ひび割れ
株式会社クボタ（現：ケイミュー株式会社）が開発・販売した「コロニアルNEO」は、経年劣化によるひび割れが多発するノンアスベスト屋根です。
一般的なスレート屋根にもひび割れが発生しますが、コロニアルNEOのひび割れは不規則に発生・拡大するという特徴があり、商品によっては補修工事が追いつかないほどひび割れが発生するとされています。
ひび割れが多発した屋根材には塗装工事を行うことができないので、屋根葺き替え工事か屋根カバー工事で補修する必要があります。
④耐久性がかなり低い
アスベストが一切配合されていないノンアスベスト屋根は耐久性がかなり低く、少しの衝撃や負荷によって屋根材が破損してしまいます。
たとえば、「メンテナンスのために屋根に上る」、「高圧洗浄を行う」、「塗装工事を行う」といった作業だけで屋根材がひび割れてしまう可能性が高いです。
あまりに耐久性が低いことから、経年劣化が進んだノンアスベスト屋根は塗装工事を行うことができません。
以上、ノンアスベスト屋根のデメリットについてお話しさせていただきました。
ノンアスベスト屋根と呼ばれる屋根材には様々な症状が発生し、塗装工事による補修もできないことから、現在ではほぼすべてが廃盤となっています。
しかし、2000年代後半頃まで販売されていたものもあることから、ノンアスベスト屋根で施工された屋根はまだまだ多く存在しています。
「自宅の屋根がノンアスベスト屋根か知りたい」、「ノンアスベスト屋根のリフォームを行いたい」という方は、ぜひガイソー町田店にご相談ください！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です！
皆様は「ノンアスベスト屋根」という屋根材をご存知でしょうか。
人体に深刻な影響をもたらすアスベストの使用が禁止されたことをきっかけに、「アスベストを一切配合していない屋根材」として開発・販売されました。
しかし、ノンアスベスト屋根には様々な問題があったことから、現在ではそのほとんどが廃盤となっています。
今回は、そんなノンアスベスト屋根のデメリットについてお話ししていきたいと思います！
〇ノンアスベスト屋根とは？
ノンアスベスト屋根とは、その名の通り「アスベスト（石綿）が一切配合されていない屋根材」のことです。
現在流通している屋根材にはアスベストは配合されていないので、厳密に言えばすべての屋根材がノンアスベスト屋根ということになります。しかし、「ノンアスベスト屋根」というときは基本的に1990年代後半～2000年代後半までに作られた屋根材のことを指しています。
アスベストは耐久性・耐火性に優れる素材として、屋根材や外壁材、断熱材などの非常に多くの建材に用いられていました。
しかし、アスベストを吸引することで肺がんや中皮腫などの深刻な症状が現れる危険があったため、2004年の労働安全衛生法施行令の改正によってアスベストの使用が全面的に禁止されました。
アスベストの使用禁止を受けて、多くの屋根材メーカーからノンアスベスト屋根が開発・販売されるようになりましたが、このとき開発されたノンアスベスト屋根はそのほとんどが廃盤となっています。
それは、ノンアスベスト屋根の多くが屋根材として致命的なデメリットを持っていたからです。
そんなノンアスベスト屋根のデメリットについて、これからお話ししていきたいと思います。
〇ノンアスベスト屋根のデメリット
ノンアスベスト屋根のデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①層状剥離
ニチハ株式会社が開発・販売していた「パミール」と呼ばれるノンアスベスト屋根は、経年劣化によって「層状剥離」が発生することがありました。
層状剥離とは、屋根の先端部分がまるでミルフィーユのように剥がれてしまう症状のことです。
屋根の見映えが非常に悪くなるというだけでなく、塗装工事によって新たな塗膜を形成してもすぐに剥離してしまいます。
そのため、屋根葺き替え工事か屋根カバー工事のどちらかでしか補修することができません。
②釘の腐食
パミールは層状剥離の他に、「釘の腐食」が発生することもありました。
パミールが販売開始されたとき、メーカーから「ラスパート釘」と呼ばれる釘が無償配布されたのですが、メッキ処理が不十分な釘が混入していたことでこのような症状が現れたとされています。
釘の腐食によって屋根材のズレ・脱落が発生し、強風による飛散につながってしまう危険があります。
➂ひび割れ
株式会社クボタ（現：ケイミュー株式会社）が開発・販売した「コロニアルNEO」は、経年劣化によるひび割れが多発するノンアスベスト屋根です。
一般的なスレート屋根にもひび割れが発生しますが、コロニアルNEOのひび割れは不規則に発生・拡大するという特徴があり、商品によっては補修工事が追いつかないほどひび割れが発生するとされています。
ひび割れが多発した屋根材には塗装工事を行うことができないので、屋根葺き替え工事か屋根カバー工事で補修する必要があります。
④耐久性がかなり低い
アスベストが一切配合されていないノンアスベスト屋根は耐久性がかなり低く、少しの衝撃や負荷によって屋根材が破損してしまいます。
たとえば、「メンテナンスのために屋根に上る」、「高圧洗浄を行う」、「塗装工事を行う」といった作業だけで屋根材がひび割れてしまう可能性が高いです。
あまりに耐久性が低いことから、経年劣化が進んだノンアスベスト屋根は塗装工事を行うことができません。
以上、ノンアスベスト屋根のデメリットについてお話しさせていただきました。
ノンアスベスト屋根と呼ばれる屋根材には様々な症状が発生し、塗装工事による補修もできないことから、現在ではほぼすべてが廃盤となっています。
しかし、2000年代後半頃まで販売されていたものもあることから、ノンアスベスト屋根で施工された屋根はまだまだ多く存在しています。
「自宅の屋根がノンアスベスト屋根か知りたい」、「ノンアスベスト屋根のリフォームを行いたい」という方は、ぜひガイソー町田店にご相談ください！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
町田市、多摩市
