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基礎とは?|役割と経年劣化による症状
2023.08.23
こんにちは☀
ガイソー町田店です!
建物に必ず存在する「基礎」は、建物全体の耐久性に直結する非常に重要な箇所となっています。
そのため、基礎に発生した劣化症状を放置すると、建物の沈下や倒壊が発生する可能性も高くなってしまいます。
そこで今回は、基礎の役割と経年劣化による症状についてお話ししたいと思います!
基礎とは「建物全体を支え、荷重(建物や人、家具の重さ)や地震・強風のような外部からの力を地盤に伝えるために設置される構造物」のことを指しています。
建物にかかる力を地面に受け流すことで、建物の一部が傾く「不同沈下」を防ぐことができます。
基礎工事では、地盤の状態などによって様々な工法が選択されます。
また、基礎の上には「土台」と呼ばれる構造物が水平に取り付けられています。
土台は「建物全体の荷重を分散して基礎に伝える」という役割の他に、「基礎と柱や梁(建物の棟を支える横木)などの骨組み部分をつなげる」役割を持っています。
基礎だけだと柱との接合がかなり難しいのですが、土台を基礎と骨組みの間に設置することで工事を簡単に行うことができるのです。
ちなみに、「土台水切り」と呼ばれる付帯部がありますが、実は土台水切りの真下にあるのは土台ではなく基礎となります。
土台水切りは外壁と基礎の間に存在する土台を覆い隠すように設置されているので、「土台」水切りなのに基礎の真上にあるという少し不思議な状態となっています。
↓ 土台水切りの下のコンクリート部分が基礎
基礎の多くがコンクリート、もしくは鉄筋コンクリートから作られており、仕上げとして表面にモルタルが塗装されている場合が多いです。
基礎の経年劣化による症状として「ひび割れ」が挙げられますが、ひび割れが「表面のモルタルだけ」なのか「内部のコンクリートにも発生している」のかによって危険度が大きく変わってきます。
基礎のひび割れは、「内部の水分の蒸発によるコンクリートの収縮」や「熱膨張による収縮」、「地震や大型自動車、電車などによる振動」などの様々な要因によって発生します。
基礎のひび割れを放置すると、ひび割れ部分から雨風や湿気が入り込むことで基礎内部の雨漏りや腐食が発生する可能性があります。
さらに、二酸化炭素が基礎内部に侵入してコンクリートと接触することで「中性化」が起こることもあります。中性化とは「コンクリートに含まれる水酸化カルシウムが二酸化炭素との化学反応によって炭酸カルシウムになることで、コンクリートのアルカリ性が失われる現象」のことで、中性化が進行するとコンクリート内部の鉄筋がサビて膨張してしまいます。その状態で放置すると、コンクリートの剥離や崩落、爆裂などの症状が発生し、非常に危険です。
剥離や爆裂まで悪化してしまうと建物が倒壊する可能性が極めて高くなってしまうため、基礎にひび割れが発生していた場合は一刻も早く補修工事を行われることをおすすめいたします。
以上、基礎の役割と劣化症状についてお話しさせていただきました。
基礎は建物全体の耐久性に直結する重要な構造物であるため、経年劣化による症状を放置すると、建物の沈下や倒壊が発生する可能性が高くなってしまいます。
基礎のメンテナンスを定期的に行うことで、愛着のあるご自宅に長く安心してお過ごしいただけるようになるため、前回のメンテナンスから時間が経っている場合はぜひガイソー町田店にご相談ください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です!
建物に必ず存在する「基礎」は、建物全体の耐久性に直結する非常に重要な箇所となっています。
そのため、基礎に発生した劣化症状を放置すると、建物の沈下や倒壊が発生する可能性も高くなってしまいます。
そこで今回は、基礎の役割と経年劣化による症状についてお話ししたいと思います!
〇「基礎」とは?
基礎とは「建物全体を支え、荷重(建物や人、家具の重さ)や地震・強風のような外部からの力を地盤に伝えるために設置される構造物」のことを指しています。
建物にかかる力を地面に受け流すことで、建物の一部が傾く「不同沈下」を防ぐことができます。
基礎工事では、地盤の状態などによって様々な工法が選択されます。
- ベタ基礎…建物の底をコンクリートで覆う工法。地盤の強度が低くても施工できる。
- 布基礎…逆T字型のコンクリートで柱を支える工法。ベタ基礎より工事費用が安くなりやすい。
- 杭基礎…コンクリート製の長い杭を、建物から数メートル下の固い地盤に打ち込む工法。建物の真下の地盤が脆弱な場合に行われる。
- 独立基礎…柱ごとに基礎を設置する工法。現在はあまり用いられていない。
また、基礎の上には「土台」と呼ばれる構造物が水平に取り付けられています。
土台は「建物全体の荷重を分散して基礎に伝える」という役割の他に、「基礎と柱や梁(建物の棟を支える横木)などの骨組み部分をつなげる」役割を持っています。
基礎だけだと柱との接合がかなり難しいのですが、土台を基礎と骨組みの間に設置することで工事を簡単に行うことができるのです。
ちなみに、「土台水切り」と呼ばれる付帯部がありますが、実は土台水切りの真下にあるのは土台ではなく基礎となります。
土台水切りは外壁と基礎の間に存在する土台を覆い隠すように設置されているので、「土台」水切りなのに基礎の真上にあるという少し不思議な状態となっています。
↓ 土台水切りの下のコンクリート部分が基礎
〇基礎の経年劣化による症状
基礎の多くがコンクリート、もしくは鉄筋コンクリートから作られており、仕上げとして表面にモルタルが塗装されている場合が多いです。
基礎の経年劣化による症状として「ひび割れ」が挙げられますが、ひび割れが「表面のモルタルだけ」なのか「内部のコンクリートにも発生している」のかによって危険度が大きく変わってきます。
基礎のひび割れは、「内部の水分の蒸発によるコンクリートの収縮」や「熱膨張による収縮」、「地震や大型自動車、電車などによる振動」などの様々な要因によって発生します。
基礎のひび割れを放置すると、ひび割れ部分から雨風や湿気が入り込むことで基礎内部の雨漏りや腐食が発生する可能性があります。
さらに、二酸化炭素が基礎内部に侵入してコンクリートと接触することで「中性化」が起こることもあります。中性化とは「コンクリートに含まれる水酸化カルシウムが二酸化炭素との化学反応によって炭酸カルシウムになることで、コンクリートのアルカリ性が失われる現象」のことで、中性化が進行するとコンクリート内部の鉄筋がサビて膨張してしまいます。その状態で放置すると、コンクリートの剥離や崩落、爆裂などの症状が発生し、非常に危険です。
剥離や爆裂まで悪化してしまうと建物が倒壊する可能性が極めて高くなってしまうため、基礎にひび割れが発生していた場合は一刻も早く補修工事を行われることをおすすめいたします。
以上、基礎の役割と劣化症状についてお話しさせていただきました。
基礎は建物全体の耐久性に直結する重要な構造物であるため、経年劣化による症状を放置すると、建物の沈下や倒壊が発生する可能性が高くなってしまいます。
基礎のメンテナンスを定期的に行うことで、愛着のあるご自宅に長く安心してお過ごしいただけるようになるため、前回のメンテナンスから時間が経っている場合はぜひガイソー町田店にご相談ください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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町田市、多摩市
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