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スレート屋根のメリット・デメリット

2023.08.26
こんにちは☀
ガイソー町田店です!


今回は、「スレート屋根」(化粧スレート)のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!



スレート屋根



スレート屋根とは?

スレート屋根とは「薄い板状の屋根材」のことで、古くから欧州で用いられてきたスレート屋根は粘板岩(スレート)から作られていたことから、このような名称がつけられました。
粘板岩(泥岩が変性してできた岩石)を使用した旧来のスレート屋根のことを「天然スレート」と呼びます。一方、近年ではセメントや繊維素材を用いて薄い板状の屋根材が生産されるようになり、こちらは「化粧スレート」と称されています。


天然スレートは、粘板岩と呼ばれる天然石を薄い板状に加工してできた屋根材です。粘板岩とは、堆積した泥が地殻変動によって変性することで発生した岩石のことで、耐久性・防水性に優れ、加工もしやすいという特長を持っています。
その粘板岩を原料としている天然スレートも耐久性が高く、雨風や紫外線にも強い耐性を持っています。そのため、屋根材が割れない限りはメンテナンスを行う必要がほとんど無く、期待耐用年数も非常に長くなります。
しかし、天然石を使用していることから「工事費用が高くなりやすい」というデメリットもあります。そのため、日本の一般住宅ではほとんど採用されていません。日本では東京駅の屋根が天然スレートとなります。


化粧スレートは、セメントと繊維素材を混ぜ合わせて薄い板状に加工した屋根材となります。原料に粘板岩が使用されていないため、厳密に言うと「スレート(粘板岩)屋根」ではないのですが、化粧スレートは天然スレートのデザインや質感を模倣した屋根材であることから「化粧」スレートと呼ばれているのです。
セメントを原料としている化粧スレートは工場での大量生産が可能なので、天然スレートよりも安価に施工することができます。

現代の日本の住宅ではこの化粧スレートが主流となっており、一般的に「スレート屋根」と呼ぶ場合は化粧スレートを指していることがほとんどです。



スレート屋根のメリット

スレート屋根には、以下のようなメリットが存在します。



安価で施工できる

スレート屋根は工場での大量生産が可能であることから、「工事費用を安く抑えられる」という大きなメリットがあります。屋根材を安く購入できるというだけでなく、スレート屋根の施工経験が豊富な職人の多さから、他の屋根材に比べて作業費もあまりかからないためです。
一般的な日本瓦の工事費用が1㎡あたり約8000~15000円であるのに対し、スレート屋根は1㎡あたり約5000~10000円と非常にリーズナブルです。
屋根の工事費用をできるだけ安く抑えたいという場合は、スレート屋根の採用がおすすめです。



軽量で耐震性に優れる

スレート屋根は「他の屋根材に比べて軽量」という特長を持っています。
一般的な日本瓦の重量が1㎡あたり約60kgであるのに対し、スレート屋根は約20kg程度と非常に軽量です。
軽量な屋根材を採用することで建物全体の重量を減らし、地震発生時の被害を最小限に抑えることができるようになります。地震によって建物にかかる力のことを「地震力」といい、地震力は建物の重量に比例して大きくなっていくからです。
いずれ来るとされる巨大地震に備え、ご自宅の地震対策を進めたいという方にはスレート屋根をおすすめいたします。



デザイン・カラーバリエーションの多さ

スレート屋根は、その加工の容易さから様々なデザインやカラーバリエーションが存在しています
和風・洋風・モダンなど幅広いスタイルに対応できるため、ご自宅の外観を自分の好みにすることができます。



スレート屋根のデメリット

反対にスレート屋根には、以下のようなデメリットも存在します。





ひび割れが起こりやすい

スレート屋根は経年劣化によって「ひび割れが発生しやすい」屋根材でもあります。
スレート屋根は他の屋根材に比べて薄いという特徴があり、強風による飛来物が衝突することで屋根材のひび割れが発生してしまうのです。
ひび割れを放置すると、そこから雨水が入り込んで屋根内部の雨漏りや腐食が発生する可能性が高いため、スレート屋根のひび割れに気が付いたら一刻も早く補修工事を行う必要があります。



定期的にメンテナンスを行う必要がある

スレート屋根の素材であるセメントは防水性能を持っていないため、塗膜によって屋根材を雨水から保護しています。
しかし、長期間にわたって雨風や紫外線に当たり続けることで塗膜の劣化が進行し、防水性能も低下してしまいます。そのため、屋根内部への雨水の侵入を未然に防ぐために定期的に屋根の塗り替え工事を行う必要があります
スレート屋根のメンテナンスの目安年数は約7~8年と短スパンなので、劣化の進行具合によっては他の屋根材よりもトータルの工事費用が高くなってしまう可能性もあります。



以上、スレート屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
スレート屋根の1回の工事費用は非常に安価ですが、定期的なメンテナンスを怠るとトータルの工事費用が膨大になってしまう可能性もあります。
スレート屋根のメリット・デメリットをそれぞれしっかりと把握した上で、ご自宅の屋根に採用するかどうかを検討するようにしましょう!(*^^*)





ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!

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