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金属屋根のメリット・デメリット

2023.08.28
こんにちは☀
ガイソー町田店です!


今回は、「金属屋根」のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!



金属屋根 ガルバリウム鋼板



金属屋根とは?

金属屋根とは、その名の通り「金属を薄く加工した屋根材」のことで、鉄やアルミニウム、ガルバリウム、ステンレスなどの様々な金属が使用されています。
関東大震災の発生を受け、軽量で防火性に優れる「トタン屋根」が広く普及したことが日本における金属屋根の始まりですが、トタン屋根は「サビやすい」という致命的なデメリットがあったため、トタン屋根の需要はほとんど無くなってしまいました。
その後、サビに強い「ガルバリウム屋根」の登場によって金属屋根の人気が高まり、現代ではスレート屋根に負けず劣らずのシェア率を誇っています。



金属屋根のメリット

金属屋根には、以下のようなメリットがあります。



高い耐久性・防錆性

金属が持っている「結晶構造(原子・分子が規則正しく配列したもの)」によって、外部からの衝撃や力に対して優れた耐久性を持っています。
特にガルバリウム鋼板は、配合されている亜鉛の「犠牲防食作用」により優れた防錆性を持っています。犠牲防食作用とは、「鉄や鋼などの他の金属が露出した際に、亜鉛が率先して溶けて被膜を作り出すことで金属を保護する」性質のことです。この性質によって、ガルバリウム鋼板は「サビに強い金属」として広く用いられるようになったのです。

また、同じく金属屋根の素材として用いられるステンレスは、「クロム」と呼ばれる元素を多く含んだことで優れた防錆性を持つようになりました。クロムは空気中の酸素と反応することで、ステンレスの表面に薄い膜を形成します。この膜は傷がついてもすぐに再生するため、長期間にわたってステンレスを雨水や汚れなどから保護し、サビの発生を未然に防ぐことができます。

このように、金属屋根には耐久性・防錆性に優れる金属が使用されているため、長きにわたってご自宅の屋根を保護することが可能となります。



軽量で地震に強い

金属は「優れた強度に対して軽量である」という性質を持っているため、金属屋根もまた他の屋根材に比べて軽量です。
軽量な屋根材を採用すると、建物全体の重量も小さくなるので地震による被害を軽減することができます。地震発生時に建物にかかる力(地震力)は「建物の重量」×「地震層せん断力」という計算式で求められるので、建物が軽ければ軽いほど地震力も比例して小さくなるからです。
また、軽量な屋根材にすることで屋根の重心が低くなり、建物の揺れ幅が小さくなるというメリットもあります。地震力と揺れ幅を小さくすることで、地震発生時の被害を最小限に抑えることができるため、金属屋根は地震対策に有効であると言えます。



豊富なデザイン

金属は切断や変形が容易であるため、様々な形状や色に加工することができます。シンプルな形状から神社仏閣のように複雑なデザインまで、あらゆる雰囲気の住宅に合わせたデザインを選択することが可能です。



金属屋根のデメリット

反対に金属屋根には、以下のようなデメリットが存在します。



遮音性が低い

金属屋根は他の屋根材と比べて薄いため、「遮音性が低い」というデメリットを持っています。特に雨や雹などが屋根に当たったときの音が室内に響きやすくなってしまいます。
しかし、近年の金属屋根は裏面に断熱材を張り付けているもの(断熱材一体型屋根材)が多く、断熱材の厚みによって屋外の音を遮断することによって、騒音問題をある程度解消しています。そのため、金属屋根だからといって騒音のせいで快適に暮らせないということはほとんどありません。



サビの発生

金属屋根は、サビに強い金属であるガルバリウムやステンレスを使用していることが多いです。しかし、それらの金属も長期間にわたって雨水に当たり続けることでサビが発生する可能性があります。
金属屋根に発生したサビを放置すると、「腐食(化学反応によって金属が消耗・変質し、失われてしまう現象)」の発生によって屋根材に穴が開いてしまいます。その穴から雨水が入り込み、屋根内部の雨漏りや腐食が発生してしまう可能性があることから、腐食にまで進行する前に金属屋根のメンテナンスを行う必要があります。
金属屋根は約10~20年周期でメンテナンスを行うことが推奨されているため、前回のメンテナンスから時間が経っている場合は早めに施工業者に相談するようにしましょう。



傷や凹みが発生しやすい

金属は非常に強固な素材ですが、金属屋根として使用される際には薄く加工されるので強度も低下してしまいます。
このため、飛来物の衝突によって強い衝撃を受けることで、屋根材に傷や凹みが発生する可能性があります。屋根材の傷や凹みは屋根の見映えを悪くするだけでなく、塗膜のひび割れや剥がれが発生する原因にもなってしまうため、これらの症状に気が付いた場合は早急にメンテナンスを行う必要があります。



以上、金属屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
金属屋根は「サビにくい屋根材」ではありますが、決して「永久にサビない屋根材」というわけではないので、定期的なメンテナンスをしっかりと行うようにしましょう。
金属屋根のメンテナンスを行う目安は「前回の工事から約10~20年経過」となりますので、ご自宅の金属屋根のメンテナンス時期が近付いている場合はぜひガイソー町田にご相談ください!(*^^*)





ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!

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