ブログ
施工不良の原因|施工不良によって発生する症状
2023.09.07
こんにちは☀
ガイソー町田店です!
悪質な業者と契約してしまうことで、「施工不良」が発生してしまう可能性があります。
施工不良とは「工事中の何らかの出来事によって、建物に不具合が発生してしまうこと」で、施工不良が起こるとその工事にかかった費用や時間が無駄になってしまいます。
今回のブログでは、施工不良が発生する原因と、施工不良による症状についてお話ししていきたいと思います!
①下地処理の不備
塗装工事において、「下地処理」は非常に重要な工程です。下地処理とは「下地に付着した汚れや既存塗膜を除去し、下地の状態を整えることで塗料の密着性を向上させる工程」のことで、高圧洗浄、ケレン・目荒らし、クラック補修などが含まれます。
下地処理を適切に行わないと下地が凸凹した状態のままとなるため、塗料が下地にしっかりと密着せずに、工事からわずか数か月~1、2年ほどで塗膜の剥がれが発生してしまう可能性があります。
特に、高圧洗浄を適当に行ったことによる施工不良が非常に多いです。中には高圧洗浄でも落とし切れない汚れもありますが、「高圧洗浄を行ったはずなのに屋根・外壁が全体的に汚い!」というような場合は施工業者にその旨を伝えられることをおすすめいたします。
②塗料の希釈率が不適切
塗料は、使用する前に水や塗料用シンナーなどの希釈剤を混ぜて調整することが基本です。開封直後の塗料は粘度が非常に高いため、希釈剤と混ぜることで粘度を低下させ、塗料として使えるようにする必要があります。
各塗料には希釈率がしっかりと定められており、これを守らないと塗料の性能を十分に発揮することができません。しかし、職人の不注意によって、希釈剤を適量よりも多く・少なく混ぜてしまうこともあります。
希釈剤の量が多すぎると塗膜が薄くなり、下地の傷や下塗り塗料の色などが透けて見えてしまいます。逆に希釈剤の量が少なすぎると、今度は塗料の粘度が高すぎて均一に塗装することが困難となります。
③職人の技術不足
職人の技術不足によって、施工不良が発生することがあります。
塗料を均一に塗装していなかったり、色ムラが発生しているような場合は、建物の外観を損ねてしまうだけでなく、塗膜の性能にも悪影響を及ぼしてしまいます。
加えて、塗膜の耐久性も大きく低下してしまうため、塗装工事からわずか数か月ほどで塗膜の劣化が進行してしまう可能性もあります。
④塗膜の乾燥不足
塗装直後の塗膜には水分が含まれているため、水分が残ったまま次の塗装を行ってしまうことで、塗膜の膨れや浮きが発生してしまう可能性があります。
したがって、塗装を行った後は約4~8時間(塗料の種類や当日の気温によって変わります)ほど乾燥時間を確保する必要があります。
しかし、悪質な業者に当たってしまうと、十分な乾燥時間を設けずにそのまま次の工程に進んでしまうことがあります。
塗膜の膨れや浮きを放置することで、塗膜がパリパリと剥がれやすくなります。そのような状態の塗膜は外壁を保護することができないため、雨水や紫外線が外壁に直接ダメージを与えてしまいます。
⑤塗装から時間が経ちすぎた
乾燥不足とは反対に、下塗りや中塗りから次の塗装までの間隔を空けすぎた場合も施工不良が発生してしまいます。
塗装箇所は基本的に養生(塗料が付着しないようにシートやテープで保護すること)を行わずに乾燥させるため、次の工程までの間にチリやホコリが付着してしまうことがあります。時間が経てば経つほど、付着するチリやホコリの量も当然増えていきます。
塗装箇所に付着した汚れに気が付かないまま塗装を行ってしまうと、塗膜がボコボコになって剥がれやすくなってしまいます。
施工不良が発生すると、以下のような様々な症状が現れてしまいます。
これらの症状が塗装工事からわずか数か月ほどで発生していた場合、必ずと言っていいほど施工不良が原因です。
中でもピンホールと呼ばれる症状は、外壁の表面に開いた穴から雨水が入り込み、外壁内部の雨漏りや腐食の原因となってしまう危険な存在でありながら、針のように微小なので目視しにくいという厄介な性質を持っています。
ピンホールは施工不良でしか発生しないので、施工不良が疑われる場合はピンホールが発生していないかを確認し、速やかに業者に連絡するようにしましょう。
以上、施工不良の原因と施工不良によって発生する症状についてお話しさせていただきました。
施工不良は業者の知識や経験が不足している場合に発生することが多いため、現地調査や見積もりの段階でその業者がどれだけ知識を持っているかを確認する必要があります。
そのためには、お客様自身が塗装工事についての基礎知識をしっかりと身につけなければなりません。
このブログで外装リフォームに関する基礎知識を発信させていただいておりますので、施工不良を未然に防ぐためにぜひお役立てください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
・-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------・
ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です!
悪質な業者と契約してしまうことで、「施工不良」が発生してしまう可能性があります。
施工不良とは「工事中の何らかの出来事によって、建物に不具合が発生してしまうこと」で、施工不良が起こるとその工事にかかった費用や時間が無駄になってしまいます。
今回のブログでは、施工不良が発生する原因と、施工不良による症状についてお話ししていきたいと思います!
〇施工不良の原因
①下地処理の不備
塗装工事において、「下地処理」は非常に重要な工程です。下地処理とは「下地に付着した汚れや既存塗膜を除去し、下地の状態を整えることで塗料の密着性を向上させる工程」のことで、高圧洗浄、ケレン・目荒らし、クラック補修などが含まれます。
下地処理を適切に行わないと下地が凸凹した状態のままとなるため、塗料が下地にしっかりと密着せずに、工事からわずか数か月~1、2年ほどで塗膜の剥がれが発生してしまう可能性があります。
特に、高圧洗浄を適当に行ったことによる施工不良が非常に多いです。中には高圧洗浄でも落とし切れない汚れもありますが、「高圧洗浄を行ったはずなのに屋根・外壁が全体的に汚い!」というような場合は施工業者にその旨を伝えられることをおすすめいたします。
②塗料の希釈率が不適切
塗料は、使用する前に水や塗料用シンナーなどの希釈剤を混ぜて調整することが基本です。開封直後の塗料は粘度が非常に高いため、希釈剤と混ぜることで粘度を低下させ、塗料として使えるようにする必要があります。
各塗料には希釈率がしっかりと定められており、これを守らないと塗料の性能を十分に発揮することができません。しかし、職人の不注意によって、希釈剤を適量よりも多く・少なく混ぜてしまうこともあります。
希釈剤の量が多すぎると塗膜が薄くなり、下地の傷や下塗り塗料の色などが透けて見えてしまいます。逆に希釈剤の量が少なすぎると、今度は塗料の粘度が高すぎて均一に塗装することが困難となります。
③職人の技術不足
職人の技術不足によって、施工不良が発生することがあります。
塗料を均一に塗装していなかったり、色ムラが発生しているような場合は、建物の外観を損ねてしまうだけでなく、塗膜の性能にも悪影響を及ぼしてしまいます。
加えて、塗膜の耐久性も大きく低下してしまうため、塗装工事からわずか数か月ほどで塗膜の劣化が進行してしまう可能性もあります。
④塗膜の乾燥不足
塗装直後の塗膜には水分が含まれているため、水分が残ったまま次の塗装を行ってしまうことで、塗膜の膨れや浮きが発生してしまう可能性があります。
したがって、塗装を行った後は約4~8時間(塗料の種類や当日の気温によって変わります)ほど乾燥時間を確保する必要があります。
しかし、悪質な業者に当たってしまうと、十分な乾燥時間を設けずにそのまま次の工程に進んでしまうことがあります。
塗膜の膨れや浮きを放置することで、塗膜がパリパリと剥がれやすくなります。そのような状態の塗膜は外壁を保護することができないため、雨水や紫外線が外壁に直接ダメージを与えてしまいます。
⑤塗装から時間が経ちすぎた
乾燥不足とは反対に、下塗りや中塗りから次の塗装までの間隔を空けすぎた場合も施工不良が発生してしまいます。
塗装箇所は基本的に養生(塗料が付着しないようにシートやテープで保護すること)を行わずに乾燥させるため、次の工程までの間にチリやホコリが付着してしまうことがあります。時間が経てば経つほど、付着するチリやホコリの量も当然増えていきます。
塗装箇所に付着した汚れに気が付かないまま塗装を行ってしまうと、塗膜がボコボコになって剥がれやすくなってしまいます。
〇施工不良によって発生する症状
施工不良が発生すると、以下のような様々な症状が現れてしまいます。
- ひび割れ…塗膜にひびが入ってしまう現象。乾燥不足や相性の悪い塗料の使用によって発生します。
- 剥がれ…塗膜が下地から剥がれてしまう現象。下地処理や塗料の希釈率が不適切だったり、乾燥不足が原因となります。
- 膨れ…塗膜が水膨れのように膨らんでしまう現象。下地処理を適当に行ったり、乾燥時間の不足によって発生します。
- 浮き…塗膜が下地から浮いてしまう現象。膨れ同様、不適切な下地処理や乾燥不足によって発生します。
- ピンホール…外壁の表面に微小な穴が開いてしまう現象。施工不良が起こった場合のみ発生します。
これらの症状が塗装工事からわずか数か月ほどで発生していた場合、必ずと言っていいほど施工不良が原因です。
中でもピンホールと呼ばれる症状は、外壁の表面に開いた穴から雨水が入り込み、外壁内部の雨漏りや腐食の原因となってしまう危険な存在でありながら、針のように微小なので目視しにくいという厄介な性質を持っています。
ピンホールは施工不良でしか発生しないので、施工不良が疑われる場合はピンホールが発生していないかを確認し、速やかに業者に連絡するようにしましょう。
以上、施工不良の原因と施工不良によって発生する症状についてお話しさせていただきました。
施工不良は業者の知識や経験が不足している場合に発生することが多いため、現地調査や見積もりの段階でその業者がどれだけ知識を持っているかを確認する必要があります。
そのためには、お客様自身が塗装工事についての基礎知識をしっかりと身につけなければなりません。
このブログで外装リフォームに関する基礎知識を発信させていただいておりますので、施工不良を未然に防ぐためにぜひお役立てください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
・-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------・
ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店 対応地域
町田市、多摩市
リンク
無料30秒!私の家の外壁塗装はいくら?
見積りを依頼する