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アスファルトシングル屋根のメリット・デメリット
2023.09.04
こんにちは☀
ガイソー町田店です！
今回は、「アスファルトシングル屋根」のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
〇アスファルトシングル屋根とは？
アスファルトシングル屋根とは、「基材であるガラス繊維をアスファルトでコーティングし、表面に着色された石粒が吹き付けられた屋根材」のことです。着色された石粒によって美しい色合いと質感を持っているのが特長です。
アスファルト屋根は屋根材でありながらペラペラとした形状をしています。スレート屋根や金属屋根などの他の屋根材とは異なり、アスファルトシングル屋根はガラス繊維を基材としているため、シートのような薄さとなります。アスファルトシングル屋根の施工の際には、カッターなどの工具を用いて必要な長さで切断し、専用の接着剤でルーフィング（防水シート）に固定していきます。
アスファルトシングル屋根は約100年前に北米で開発され、現在に至るまで主流の屋根材として用いられてきました。一方、日本にアスファルトシングル屋根が導入されたのは約50～60年ほど前ですが、当時はセメント瓦が主流であったことから、一般住宅で採用されることはほとんどありませんでした。
その後の改良により、セメント瓦に負けないほどの防火性能を持つようになったことから徐々にシェア率が増えてきましたが、日本において一般住宅で用いられるようになったのはつい最近なのです。
ガイソーでは、オーウェンスコーニングジャパン合同会社が販売している「オークリッジスーパー」を取り扱っています。
オークリッジスーパーの特長については過去のブログで取り上げさせていただいておりますので、興味を持たれた方は下記のURLからご参照ください。
（「オークリッジスーパー」 ☞ www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/）
アスファルトシングル屋根には、以下のようなメリットが存在します。
①防水性能の高さ
アスファルトシングル屋根のメリットとして、「防水性能の高さ」が挙げられます。
アスファルトシングル屋根の素材であるアスファルトは、粘性の高さによって隙間部分を埋めることで、水分の浸透を防ぐ性質を持っています。そのため、防水材として使用されるほど優れた防水性能を持っているのです。
また、アスファルトシングル屋根は前述の通り、「ルーフィングに専用の接着剤で張り付ける」ことで固定されています。他の屋根材のように釘が打ち付けられているわけではないので、釘と屋根材の隙間から雨水が入り込んでしまうのを未然に防ぐことができます。
屋根からの雨漏り・腐食を防止したいという方は、アスファルトシングル屋根がおすすめです。
②優れた耐震性
アスファルトシングル屋根はガラス繊維を基材としているので、他の屋根材と比べて軽量です。
アスファルトシングル屋根の重量は1㎡あたり約9㎏とされており、日本瓦（1㎡あたり約60㎏）やスレート屋根（1㎡あたり約20㎏）と比較すると屋根材の中でもトップクラスに軽いということがお分かりいただけると思います。
軽量な屋根材を採用することで、地震発生時の建物への被害を最小限に抑えることができます。
地震発生時に建物にかかる力のことを「地震力」と呼び、「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式によって地震力の大きさが求められます。つまり、建物が重ければ重いほど地震力も比例して大きくなるため、地震による建物の被害もまた拡大してしまうのです。
そこで、ご自宅の屋根を軽量な屋根材に変更することで、建物全体の耐震性を高めることができます。
地震に備えた家づくりをしたいという方は、屋根材の中でも軽量なアスファルトシングル屋根をおすすめいたします。
➂優れた遮音性
アスファルトシングル屋根の表面に吹き付けられている石粒が、屋根の上に落ちる雨粒の音や風の音などの様々な外部の騒音を吸収することで、室内の静寂を保つことができます。
現在騒音に悩んでいる方は、ご自宅の屋根材をアスファルトシングル屋根に変更することをおすすめいたします。
④ひび割れが発生しにくい
アスファルトシングル屋根はペラペラなシート状であるため、強固な金属屋根や瓦屋根に比べて飛来物の衝突によるダメージを受けにくく、ひび割れのリスクが低いという特長を持っています。
ひび割れによって屋根内部に雨水が侵入してしまうといった事態を未然に防ぐことができるため、屋根のひび割れにお悩みの方はアスファルトシングル屋根の採用をおすすめいたします。
反対に、アスファルトシングル屋根には以下のようなデメリットも存在します。
①強風に弱い
アスファルトシングル屋根には「強風に弱い」というデメリットがあります。
アスファルトシングル屋根はルーフィングに接着剤で張り付けることで固定されていますが、このときの固定方法が不適切であった場合、強風によって屋根材が持ち上げられたり、最悪の場合、飛散してしまう恐れがあります。
さらに、アスファルトシングル屋根材の表面に吹き付けられている石粒が強風によって剥がれることで、屋根の色あせや変色につながる可能性もあります。
ご自宅の屋根にアスファルトシングル屋根を採用している場合は、台風の後に屋根の状態を確認し、必要に応じて修復やメンテナンスを行うようにしましょう。
②カビやコケが発生しやすい
アスファルトシングル屋根は構造上、屋根内部に湿気がこもりやすいことから、湿った場所を好むカビやコケの住み処となってしまいます。
屋根に発生したカビやコケは、建物の外観を損なうだけでなく、屋根内部の雨漏りや腐食の原因となってしまいます。また、カビやコケの胞子を吸い込むことで健康被害が発生する可能性があるため、アスファルトシングル屋根にカビ・コケが発生している場合は早急に施工業者に相談するようにしましょう。
以上、アスファルトシングル屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
アスファルトシングル屋根は優れた防水性能・遮音性といった様々なメリットを持っていますが、デメリットもいくつか存在します。
ご自宅の屋根にアスファルトシングル屋根を採用される際は、メリット・デメリットをしっかりと理解し、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です！
今回は、「アスファルトシングル屋根」のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
〇アスファルトシングル屋根とは？
アスファルトシングル屋根とは、「基材であるガラス繊維をアスファルトでコーティングし、表面に着色された石粒が吹き付けられた屋根材」のことです。着色された石粒によって美しい色合いと質感を持っているのが特長です。
アスファルト屋根は屋根材でありながらペラペラとした形状をしています。スレート屋根や金属屋根などの他の屋根材とは異なり、アスファルトシングル屋根はガラス繊維を基材としているため、シートのような薄さとなります。アスファルトシングル屋根の施工の際には、カッターなどの工具を用いて必要な長さで切断し、専用の接着剤でルーフィング（防水シート）に固定していきます。
アスファルトシングル屋根は約100年前に北米で開発され、現在に至るまで主流の屋根材として用いられてきました。一方、日本にアスファルトシングル屋根が導入されたのは約50～60年ほど前ですが、当時はセメント瓦が主流であったことから、一般住宅で採用されることはほとんどありませんでした。
その後の改良により、セメント瓦に負けないほどの防火性能を持つようになったことから徐々にシェア率が増えてきましたが、日本において一般住宅で用いられるようになったのはつい最近なのです。
ガイソーでは、オーウェンスコーニングジャパン合同会社が販売している「オークリッジスーパー」を取り扱っています。
オークリッジスーパーの特長については過去のブログで取り上げさせていただいておりますので、興味を持たれた方は下記のURLからご参照ください。
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〇アスファルトシングル屋根のメリット
アスファルトシングル屋根には、以下のようなメリットが存在します。
①防水性能の高さ
アスファルトシングル屋根のメリットとして、「防水性能の高さ」が挙げられます。
アスファルトシングル屋根の素材であるアスファルトは、粘性の高さによって隙間部分を埋めることで、水分の浸透を防ぐ性質を持っています。そのため、防水材として使用されるほど優れた防水性能を持っているのです。
また、アスファルトシングル屋根は前述の通り、「ルーフィングに専用の接着剤で張り付ける」ことで固定されています。他の屋根材のように釘が打ち付けられているわけではないので、釘と屋根材の隙間から雨水が入り込んでしまうのを未然に防ぐことができます。
屋根からの雨漏り・腐食を防止したいという方は、アスファルトシングル屋根がおすすめです。
②優れた耐震性
アスファルトシングル屋根はガラス繊維を基材としているので、他の屋根材と比べて軽量です。
アスファルトシングル屋根の重量は1㎡あたり約9㎏とされており、日本瓦（1㎡あたり約60㎏）やスレート屋根（1㎡あたり約20㎏）と比較すると屋根材の中でもトップクラスに軽いということがお分かりいただけると思います。
軽量な屋根材を採用することで、地震発生時の建物への被害を最小限に抑えることができます。
地震発生時に建物にかかる力のことを「地震力」と呼び、「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式によって地震力の大きさが求められます。つまり、建物が重ければ重いほど地震力も比例して大きくなるため、地震による建物の被害もまた拡大してしまうのです。
そこで、ご自宅の屋根を軽量な屋根材に変更することで、建物全体の耐震性を高めることができます。
地震に備えた家づくりをしたいという方は、屋根材の中でも軽量なアスファルトシングル屋根をおすすめいたします。
➂優れた遮音性
アスファルトシングル屋根の表面に吹き付けられている石粒が、屋根の上に落ちる雨粒の音や風の音などの様々な外部の騒音を吸収することで、室内の静寂を保つことができます。
現在騒音に悩んでいる方は、ご自宅の屋根材をアスファルトシングル屋根に変更することをおすすめいたします。
④ひび割れが発生しにくい
アスファルトシングル屋根はペラペラなシート状であるため、強固な金属屋根や瓦屋根に比べて飛来物の衝突によるダメージを受けにくく、ひび割れのリスクが低いという特長を持っています。
ひび割れによって屋根内部に雨水が侵入してしまうといった事態を未然に防ぐことができるため、屋根のひび割れにお悩みの方はアスファルトシングル屋根の採用をおすすめいたします。
〇アスファルトシングル屋根のデメリット
反対に、アスファルトシングル屋根には以下のようなデメリットも存在します。
①強風に弱い
アスファルトシングル屋根には「強風に弱い」というデメリットがあります。
アスファルトシングル屋根はルーフィングに接着剤で張り付けることで固定されていますが、このときの固定方法が不適切であった場合、強風によって屋根材が持ち上げられたり、最悪の場合、飛散してしまう恐れがあります。
さらに、アスファルトシングル屋根材の表面に吹き付けられている石粒が強風によって剥がれることで、屋根の色あせや変色につながる可能性もあります。
ご自宅の屋根にアスファルトシングル屋根を採用している場合は、台風の後に屋根の状態を確認し、必要に応じて修復やメンテナンスを行うようにしましょう。
②カビやコケが発生しやすい
アスファルトシングル屋根は構造上、屋根内部に湿気がこもりやすいことから、湿った場所を好むカビやコケの住み処となってしまいます。
屋根に発生したカビやコケは、建物の外観を損なうだけでなく、屋根内部の雨漏りや腐食の原因となってしまいます。また、カビやコケの胞子を吸い込むことで健康被害が発生する可能性があるため、アスファルトシングル屋根にカビ・コケが発生している場合は早急に施工業者に相談するようにしましょう。
以上、アスファルトシングル屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
アスファルトシングル屋根は優れた防水性能・遮音性といった様々なメリットを持っていますが、デメリットもいくつか存在します。
ご自宅の屋根にアスファルトシングル屋根を採用される際は、メリット・デメリットをしっかりと理解し、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう！(*^^*)
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