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粘土瓦のメリット・デメリット
2023.09.02
こんにちは☀
ガイソー町田店です！
今回は、「粘土瓦」のメリット・デメリットについてお話しさせていただきたいと思います！
粘土瓦とは、「成型した粘土を高温で焼成することによって作り出される瓦」のことです。
粘土瓦の表面には「釉薬（ゆうやく、うわぐすり）」と呼ばれるガラス質の膜が形成されている場合が多いです。釉薬を塗装することで、粘土瓦のツヤ感と防水性能を高める効果が期待できます。
釉薬が塗装されている粘土瓦のことを「釉薬瓦」または「陶器瓦」、反対に釉薬が塗装されていない粘土瓦のことを「無釉薬瓦」と呼ぶことがあります。
古くから日本の住宅で用いられてきた粘土瓦ですが、現代では化粧スレートや金属屋根といった新しい屋根材の台頭に伴い、生産数や使用頻度は徐々に低下しています。
粘土瓦には、以下のようなメリットが存在します。
①メンテナンスがほぼ不要
粘土瓦は屋根材の中でもトップクラスの耐久性を持っており、その耐用年数はなんと50年以上であるとされています。
粘土瓦のメンテナンスの目安年数は約20～30年なので、一度行えば数十年にわたってメンテナンスを行う必要がありません。
さらに、釉薬を塗装している粘土瓦の場合は塗装工事が不要なので、劣化箇所の補修や交換工事を行うだけでメンテナンスを完了させることができます。
②防水性能の高さ
粘土瓦の表面を釉薬でコーティングすることで、優れた撥水効果を発揮することができます。
屋根に降った雨水をはじくことができるので、屋根内部への雨水の侵入を防ぎ、雨漏りや腐食のリスクを大幅に低減させることが可能となります。
➂優れた遮音性
粘土瓦は、野地板（屋根の下地材）と瓦の間に空気の層を持っています。この空気の層は、外部の騒音に対して優れた吸音効果を発揮するため、騒音に悩まされずに快適に過ごすことができます。
さらに、粘土瓦自体が他の屋根材よりも厚みがあるため、遮音性を向上させることが可能です。
①耐震性が低い
粘土瓦は、他の屋根材に比べて「重量が大きい」というデメリットを持っています。
屋根材の重量が大きいと、地震発生時の建物にかかる負荷も比例して大きくなってしまいます。地震による建物への負荷のことを「地震力」といい、地震力は「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式で求められます。つまり、建物が重ければ重いほど、地震発生時の被害もまた大きくなってしまうということです。
さらに、屋根材が重いと建物の重心が低くなり、地震による揺れ幅が大きくなります。揺れ幅が大きければ大きいほど、家具の移動や転倒のリスクも大きくなり、大怪我につながる可能性もあります。
このように、粘土瓦は地震発生時の被害を大きくしてしまう可能性があるため、「自宅の耐震性を高めたい」という方にはあまりおすすめできない屋根材と言えます。
②工事費用が高くなりやすい
粘土瓦は屋根材自体の価格が高いことと、その取り扱いや施工に専門的な技術を必要となるため、全体的な工事費用が他の屋根材に比べて高くなりやすいです。
粘土瓦の工事費用はスレート屋根に比べて約3000円ほど高いという傾向があるため、工事費用をなるべく安くしたいという方にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
しかし、粘土瓦は一度工事を行ってしまえば約20～30年にわたってメンテナンスフリーとなるため、スレート屋根よりもトータルの工事費用が安くなる場合もあります。
1回の工事費用を安く抑えたいのか、長い目で見たときの工事費用の総額を安くしたいのかによって、どの屋根材がおすすめかは変わってきますので、屋根材を選ぶ際はその点をしっかりと把握した上で決めるようにしましょう。
以上、粘土瓦のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
粘土瓦はトップクラスの耐久性を持っており、古くから多くの住宅で採用されてきました。一方で、近年の新しい屋根材の台頭により、選択肢は増え続けています。
粘土瓦の採用を検討される際には、そのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で選択するようにしましょう！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です！
今回は、「粘土瓦」のメリット・デメリットについてお話しさせていただきたいと思います！
〇粘土瓦とは？
粘土瓦とは、「成型した粘土を高温で焼成することによって作り出される瓦」のことです。
粘土瓦の表面には「釉薬（ゆうやく、うわぐすり）」と呼ばれるガラス質の膜が形成されている場合が多いです。釉薬を塗装することで、粘土瓦のツヤ感と防水性能を高める効果が期待できます。
釉薬が塗装されている粘土瓦のことを「釉薬瓦」または「陶器瓦」、反対に釉薬が塗装されていない粘土瓦のことを「無釉薬瓦」と呼ぶことがあります。
古くから日本の住宅で用いられてきた粘土瓦ですが、現代では化粧スレートや金属屋根といった新しい屋根材の台頭に伴い、生産数や使用頻度は徐々に低下しています。
〇粘土瓦のメリット
粘土瓦には、以下のようなメリットが存在します。
①メンテナンスがほぼ不要
粘土瓦は屋根材の中でもトップクラスの耐久性を持っており、その耐用年数はなんと50年以上であるとされています。
粘土瓦のメンテナンスの目安年数は約20～30年なので、一度行えば数十年にわたってメンテナンスを行う必要がありません。
さらに、釉薬を塗装している粘土瓦の場合は塗装工事が不要なので、劣化箇所の補修や交換工事を行うだけでメンテナンスを完了させることができます。
②防水性能の高さ
粘土瓦の表面を釉薬でコーティングすることで、優れた撥水効果を発揮することができます。
屋根に降った雨水をはじくことができるので、屋根内部への雨水の侵入を防ぎ、雨漏りや腐食のリスクを大幅に低減させることが可能となります。
➂優れた遮音性
粘土瓦は、野地板（屋根の下地材）と瓦の間に空気の層を持っています。この空気の層は、外部の騒音に対して優れた吸音効果を発揮するため、騒音に悩まされずに快適に過ごすことができます。
さらに、粘土瓦自体が他の屋根材よりも厚みがあるため、遮音性を向上させることが可能です。
〇粘土瓦のデメリット
①耐震性が低い
粘土瓦は、他の屋根材に比べて「重量が大きい」というデメリットを持っています。
屋根材の重量が大きいと、地震発生時の建物にかかる負荷も比例して大きくなってしまいます。地震による建物への負荷のことを「地震力」といい、地震力は「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式で求められます。つまり、建物が重ければ重いほど、地震発生時の被害もまた大きくなってしまうということです。
さらに、屋根材が重いと建物の重心が低くなり、地震による揺れ幅が大きくなります。揺れ幅が大きければ大きいほど、家具の移動や転倒のリスクも大きくなり、大怪我につながる可能性もあります。
このように、粘土瓦は地震発生時の被害を大きくしてしまう可能性があるため、「自宅の耐震性を高めたい」という方にはあまりおすすめできない屋根材と言えます。
②工事費用が高くなりやすい
粘土瓦は屋根材自体の価格が高いことと、その取り扱いや施工に専門的な技術を必要となるため、全体的な工事費用が他の屋根材に比べて高くなりやすいです。
粘土瓦の工事費用はスレート屋根に比べて約3000円ほど高いという傾向があるため、工事費用をなるべく安くしたいという方にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
しかし、粘土瓦は一度工事を行ってしまえば約20～30年にわたってメンテナンスフリーとなるため、スレート屋根よりもトータルの工事費用が安くなる場合もあります。
1回の工事費用を安く抑えたいのか、長い目で見たときの工事費用の総額を安くしたいのかによって、どの屋根材がおすすめかは変わってきますので、屋根材を選ぶ際はその点をしっかりと把握した上で決めるようにしましょう。
以上、粘土瓦のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
粘土瓦はトップクラスの耐久性を持っており、古くから多くの住宅で採用されてきました。一方で、近年の新しい屋根材の台頭により、選択肢は増え続けています。
粘土瓦の採用を検討される際には、そのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で選択するようにしましょう！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
町田市、多摩市
