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フッ素塗料とは？ メリット・デメリット
2023.10.05
こんにちは☀
ガイソー町田店です！
皆様は「フッ素塗料」と呼ばれる塗料をご存知でしょうか？
フッ素塗料は前回ご紹介したシリコン塗料よりも上のグレードで、シリコン塗料に負けず劣らず人気な塗料となっています。
今回はそんなフッ素塗料のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
フッ素塗料とは、「フッ素樹脂を主成分とした塗料」のことを指しています。フッ素樹脂は「蛍石」という鉱石から作られた合成樹脂で、耐熱性や耐摩耗性、絶縁性といった様々な特性を持っています。
さらに、フッ素樹脂は他のプラスチックに比べて優れた耐候性を持っていることから、フッ素塗料も塗料の中でもトップクラスの耐候性を誇ります。
フッ素樹脂には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」という2つのタイプが存在します。
3フッ化型フッ素樹脂が「3つのフッ素と2つの炭素、1つの塩素の結合によってできた樹脂」であるのに対し、4フッ化型フッ素樹脂は「4つのフッ素と2つの炭素の結合によってできた樹脂」となります。4フッ化型フッ素樹脂の方がフッ素の数が多いことから、より優れた耐候性を持っています。
そのため、4フッ化型フッ素樹脂を配合したフッ素塗料は、塗料の中でもハイグレードとされています。
フッ素塗料を使用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
1つ目は「耐用年数が長い」という点です。
前述の通り、フッ素塗料は非常に優れた耐候性を持っています。
経年劣化による塗膜の劣化が起こりにくいことから、フッ素塗料の期待耐用年数は約15～20年とされています。
一度フッ素塗料で塗装してしまえば、約10年はメンテナンスフリーでお過ごしいただけるようになるので、アクリル塗料やウレタン塗料のように定期的な塗り替え工事が必要な塗料よりもトータルの工事費用を安く抑えられる場合があります。
2つ目は「汚れが付着しにくい」という点です。
フッ素塗料が形成する塗膜は親水性が高いため、塗膜に当たった雨水が薄い膜のように広がります。
薄く広がった雨水が外壁の汚れの下に潜り込み、一緒に流れ落ちるようになる「セルフクリーニング効果」によって、ご自宅の外観を長期間にわたって綺麗に保つことができます。
3つ目は「光沢が長持ちしやすい」という点です。
フッ素塗料は高い耐摩耗性を持っているので、摩耗によって塗膜の光沢が失われてしまうといったことがありません。
塗膜の光沢が長持ちすることで、新築のようにピカピカな外観を維持できます。
反対にフッ素塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1つ目は「工事費用が高くなりやすい」という点です。
非常に優れた性能を持っているが故に、フッ素塗料の工事費用は他の塗料よりも高くなりやすいです。
フッ素塗料の工事費用の相場は外壁1㎡あたり約3500～5000円とされており、シリコン塗料（外壁1㎡あたり約1800～3000円）と比較すると高価であると言えます。
しかし、フッ素塗料の期待耐用年数はシリコン塗料よりも5年も長く、一度塗装してしまえば長きにわたってメンテナンスフリーにすることができるので、長期的な視点で検討されることをおすすめいたします。
2つ目は「ひび割れが発生しやすい」という点です。
フッ素塗料が形成する塗膜は柔軟性に乏しいことから、建物の振動・収縮、地震の発生などによって塗膜がひび割れてしまう可能性があります。
塗膜がひび割れてしまうと、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏り・腐食の原因となってしまうため、早急な補修工事が必要となります。
立地条件や外壁の材質などによって塗膜のひび割れが多発する場合は、フッ素塗料での塗装はあまりおすすめできません。
以上、フッ素塗料のメリット・デメリットについて解説させていただきました。
フッ素塗料は「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っていますが、優れた耐候性によって10年近くにわたってメンテナンスフリーな外壁にすることができます。
そのため、安価で頻繁な塗り替え工事が必要な塗料よりも、フッ素塗料の方がトータルの工事費用が安くなるといったことも多々あります。
工事費用をできるだけ安く抑えたいという場合は、「1回の工事費用を安く抑えられればいい」のか「メンテナンスを含めた全体の工事費用を安く抑えたい」のかによって塗料を選択されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です！
皆様は「フッ素塗料」と呼ばれる塗料をご存知でしょうか？
フッ素塗料は前回ご紹介したシリコン塗料よりも上のグレードで、シリコン塗料に負けず劣らず人気な塗料となっています。
今回はそんなフッ素塗料のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います！
〇フッ素塗料とは？
フッ素塗料とは、「フッ素樹脂を主成分とした塗料」のことを指しています。フッ素樹脂は「蛍石」という鉱石から作られた合成樹脂で、耐熱性や耐摩耗性、絶縁性といった様々な特性を持っています。
さらに、フッ素樹脂は他のプラスチックに比べて優れた耐候性を持っていることから、フッ素塗料も塗料の中でもトップクラスの耐候性を誇ります。
フッ素樹脂には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」という2つのタイプが存在します。
3フッ化型フッ素樹脂が「3つのフッ素と2つの炭素、1つの塩素の結合によってできた樹脂」であるのに対し、4フッ化型フッ素樹脂は「4つのフッ素と2つの炭素の結合によってできた樹脂」となります。4フッ化型フッ素樹脂の方がフッ素の数が多いことから、より優れた耐候性を持っています。
そのため、4フッ化型フッ素樹脂を配合したフッ素塗料は、塗料の中でもハイグレードとされています。
〇フッ素塗料のメリット
フッ素塗料を使用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
1つ目は「耐用年数が長い」という点です。
前述の通り、フッ素塗料は非常に優れた耐候性を持っています。
経年劣化による塗膜の劣化が起こりにくいことから、フッ素塗料の期待耐用年数は約15～20年とされています。
一度フッ素塗料で塗装してしまえば、約10年はメンテナンスフリーでお過ごしいただけるようになるので、アクリル塗料やウレタン塗料のように定期的な塗り替え工事が必要な塗料よりもトータルの工事費用を安く抑えられる場合があります。
2つ目は「汚れが付着しにくい」という点です。
フッ素塗料が形成する塗膜は親水性が高いため、塗膜に当たった雨水が薄い膜のように広がります。
薄く広がった雨水が外壁の汚れの下に潜り込み、一緒に流れ落ちるようになる「セルフクリーニング効果」によって、ご自宅の外観を長期間にわたって綺麗に保つことができます。
3つ目は「光沢が長持ちしやすい」という点です。
フッ素塗料は高い耐摩耗性を持っているので、摩耗によって塗膜の光沢が失われてしまうといったことがありません。
塗膜の光沢が長持ちすることで、新築のようにピカピカな外観を維持できます。
〇フッ素塗料のデメリット
反対にフッ素塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1つ目は「工事費用が高くなりやすい」という点です。
非常に優れた性能を持っているが故に、フッ素塗料の工事費用は他の塗料よりも高くなりやすいです。
フッ素塗料の工事費用の相場は外壁1㎡あたり約3500～5000円とされており、シリコン塗料（外壁1㎡あたり約1800～3000円）と比較すると高価であると言えます。
しかし、フッ素塗料の期待耐用年数はシリコン塗料よりも5年も長く、一度塗装してしまえば長きにわたってメンテナンスフリーにすることができるので、長期的な視点で検討されることをおすすめいたします。
2つ目は「ひび割れが発生しやすい」という点です。
フッ素塗料が形成する塗膜は柔軟性に乏しいことから、建物の振動・収縮、地震の発生などによって塗膜がひび割れてしまう可能性があります。
塗膜がひび割れてしまうと、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏り・腐食の原因となってしまうため、早急な補修工事が必要となります。
立地条件や外壁の材質などによって塗膜のひび割れが多発する場合は、フッ素塗料での塗装はあまりおすすめできません。
以上、フッ素塗料のメリット・デメリットについて解説させていただきました。
フッ素塗料は「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っていますが、優れた耐候性によって10年近くにわたってメンテナンスフリーな外壁にすることができます。
そのため、安価で頻繁な塗り替え工事が必要な塗料よりも、フッ素塗料の方がトータルの工事費用が安くなるといったことも多々あります。
工事費用をできるだけ安く抑えたいという場合は、「1回の工事費用を安く抑えられればいい」のか「メンテナンスを含めた全体の工事費用を安く抑えたい」のかによって塗料を選択されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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