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招き屋根・差し掛け屋根とは?|招き屋根・差し掛け屋根のメリット・デメリット
2023.12.07
こんにちは☀
ガイソー町田店です!
皆様は「招き屋根」と「差し掛け屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
この2つの屋根は一緒に採用されることが多く、人気の高い組み合わせでもあります。
今回は、招き屋根・差し掛け屋根を一緒に採用したときのメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!
まず招き屋根とは、「切妻屋根の片方の屋根面を伸ばしたかのような形状の屋根」のことです。アシンメトリーな切妻屋根と言えば、形状をイメージしやすいのではないでしょうか。
まるで手招きしているような形状であることから、「招き」屋根と呼ばれるようになりました。
一方、差し掛け屋根は「建物の1階部分に設置されている片流れ屋根」を指しています。1階部分とされているように、2階以上が存在しない建物には採用されません。
また、差し掛け屋根は「1階部分が2階部分よりも広い建物」にのみ採用されるという特徴もあります。1階部分が2階部分と同じ、もしくはそれよりも狭い場合、そもそも1階部分に屋根を設置する必要がないからです。
そのため、2階以上が存在するからといって必ず差し掛け屋根を設置できるというわけではありません。
下の写真で言うと、左端にある住宅の1階部分の屋根が差し掛け屋根となります。
2階部分は切妻屋根となっていますが、ここが招き屋根である場合が多いです。
招き屋根と差し掛け屋根は一緒に採用されることが多いが故に、この2種類の屋根が同一のものであるとされることもあります。
しかし、招き屋根は「2階部分」、差し掛け屋根は「1階部分」といったように設置箇所が異なるため、これらは明確に区別されている屋根となります。
施工業者との齟齬が発生しないよう、招き屋根と差し掛け屋根の違いをしっかりと把握されることをおすすめいたします。
ご自宅の屋根に招き屋根・差し掛け屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
1つ目は「工事費用を安く抑えることができる」という点です。
招き屋根と差し掛け屋根はどちらも比較的シンプルな形状をしていることから、材料費や作業費、人件費があまり多くかかりません。
また、それぞれ切妻屋根と片流れ屋根に似ていることもあり、工事を同じような要領で進めることができます。
そのため、屋根が2つあるからといって工事費用が極端に増えることはありません。
2つ目は「風の影響を受けにくい」という点です。
屋根面が大きければ大きいほど、強風による屋根材の浮きや飛散、落下などのリスクも高くなります。
しかし、招き屋根と差し掛け屋根の2つに分けることで屋根に当たる風を分散し、屋根の耐風性を高めることができます。
3つ目は「室内に自然光を取り込むことができる」という点です。
招き屋根と差し掛け屋根の間にある外壁に窓を設置することで、室内に自然光を取り込むことができます。
窓の大きさを変更すれば自然光の量も調整できるので、理想の「明るい部屋」が実現可能となります。
反対にご自宅の屋根に招き屋根・差し掛け屋根を採用するデメリットとして、「差し掛け屋根と外壁の接合部分から雨漏りが発生しやすい」という点が挙げられます。
差し掛け屋根は外壁と接するように設置されていることから、その部分の雨仕舞い(防水加工)がしっかりと施されていないと、雨水の侵入によって建物内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。
また、雨仕舞いが正しく行われていたとしても、経年劣化によって防水性能が失われてしまうこともあります。
そのため、差し掛け屋根と外壁の接合部分は念入りにメンテナンスを行うようにしましょう。
以上、招き屋根・差し掛け屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
これらの屋根を組み合わせることで、「工事費用を安く抑えることができる」「屋根の耐風性を高めることができる」「室内に自然光を取り込める」といった様々なメリットが期待できます。
また、建物の意匠性を高めることもできるので、この2つの屋根の組み合わせは非常に人気が高いです。
その一方で、招き屋根・差し掛け屋根には「差し掛け屋根と外壁の接合部分から雨漏りが発生しやすい」というデメリットも存在します。
接合部分に雨仕舞いがしっかりと施されていない、もしくは経年劣化によって防水性能が失われていた場合、建物内部の雨漏り・腐食が発生してしまいます。
建物全体の耐久性に大きな影響を及ぼしてしまうので、雨仕舞いがしっかりと機能しているかどうかを定期的にメンテナンスする必要があります。
今回のブログが招き屋根・差し掛け屋根の採用を検討されている方のお役に立てば幸いです(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です!
皆様は「招き屋根」と「差し掛け屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
この2つの屋根は一緒に採用されることが多く、人気の高い組み合わせでもあります。
今回は、招き屋根・差し掛け屋根を一緒に採用したときのメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!
〇招き屋根とは?
まず招き屋根とは、「切妻屋根の片方の屋根面を伸ばしたかのような形状の屋根」のことです。アシンメトリーな切妻屋根と言えば、形状をイメージしやすいのではないでしょうか。
まるで手招きしているような形状であることから、「招き」屋根と呼ばれるようになりました。
〇差し掛け屋根とは?
一方、差し掛け屋根は「建物の1階部分に設置されている片流れ屋根」を指しています。1階部分とされているように、2階以上が存在しない建物には採用されません。
また、差し掛け屋根は「1階部分が2階部分よりも広い建物」にのみ採用されるという特徴もあります。1階部分が2階部分と同じ、もしくはそれよりも狭い場合、そもそも1階部分に屋根を設置する必要がないからです。
そのため、2階以上が存在するからといって必ず差し掛け屋根を設置できるというわけではありません。
下の写真で言うと、左端にある住宅の1階部分の屋根が差し掛け屋根となります。
2階部分は切妻屋根となっていますが、ここが招き屋根である場合が多いです。
招き屋根と差し掛け屋根は一緒に採用されることが多いが故に、この2種類の屋根が同一のものであるとされることもあります。
しかし、招き屋根は「2階部分」、差し掛け屋根は「1階部分」といったように設置箇所が異なるため、これらは明確に区別されている屋根となります。
施工業者との齟齬が発生しないよう、招き屋根と差し掛け屋根の違いをしっかりと把握されることをおすすめいたします。
〇招き屋根・差し掛け屋根のメリット
ご自宅の屋根に招き屋根・差し掛け屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
1つ目は「工事費用を安く抑えることができる」という点です。
招き屋根と差し掛け屋根はどちらも比較的シンプルな形状をしていることから、材料費や作業費、人件費があまり多くかかりません。
また、それぞれ切妻屋根と片流れ屋根に似ていることもあり、工事を同じような要領で進めることができます。
そのため、屋根が2つあるからといって工事費用が極端に増えることはありません。
2つ目は「風の影響を受けにくい」という点です。
屋根面が大きければ大きいほど、強風による屋根材の浮きや飛散、落下などのリスクも高くなります。
しかし、招き屋根と差し掛け屋根の2つに分けることで屋根に当たる風を分散し、屋根の耐風性を高めることができます。
3つ目は「室内に自然光を取り込むことができる」という点です。
招き屋根と差し掛け屋根の間にある外壁に窓を設置することで、室内に自然光を取り込むことができます。
窓の大きさを変更すれば自然光の量も調整できるので、理想の「明るい部屋」が実現可能となります。
〇招き屋根・差し掛け屋根のデメリット
反対にご自宅の屋根に招き屋根・差し掛け屋根を採用するデメリットとして、「差し掛け屋根と外壁の接合部分から雨漏りが発生しやすい」という点が挙げられます。
差し掛け屋根は外壁と接するように設置されていることから、その部分の雨仕舞い(防水加工)がしっかりと施されていないと、雨水の侵入によって建物内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。
また、雨仕舞いが正しく行われていたとしても、経年劣化によって防水性能が失われてしまうこともあります。
そのため、差し掛け屋根と外壁の接合部分は念入りにメンテナンスを行うようにしましょう。
以上、招き屋根・差し掛け屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
これらの屋根を組み合わせることで、「工事費用を安く抑えることができる」「屋根の耐風性を高めることができる」「室内に自然光を取り込める」といった様々なメリットが期待できます。
また、建物の意匠性を高めることもできるので、この2つの屋根の組み合わせは非常に人気が高いです。
その一方で、招き屋根・差し掛け屋根には「差し掛け屋根と外壁の接合部分から雨漏りが発生しやすい」というデメリットも存在します。
接合部分に雨仕舞いがしっかりと施されていない、もしくは経年劣化によって防水性能が失われていた場合、建物内部の雨漏り・腐食が発生してしまいます。
建物全体の耐久性に大きな影響を及ぼしてしまうので、雨仕舞いがしっかりと機能しているかどうかを定期的にメンテナンスする必要があります。
今回のブログが招き屋根・差し掛け屋根の採用を検討されている方のお役に立てば幸いです(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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