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入母屋屋根とは?|入母屋屋根のメリット・デメリット

2023.12.09
こんにちは☀
ガイソー町田店です!


皆様は「入母屋屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
入母屋屋根は日本の伝統的な屋根の1つで、天守閣や神社仏閣、築年数の古い住宅などで採用されていることが多いです。

今回は、そんな入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!



入母屋屋根を採用している建築物



入母屋屋根(いりもややね、いりおもややね)とは?

入母屋屋根とは、「寄棟屋根の上に切妻屋根の妻側(「へ」の形状をしている側)が設置されている屋根」のことです。
前述の通り、入母屋屋根は日本の伝統的な屋根であることから「和風」というイメージが強いですが、近年ではスレート屋根や金属屋根などで施工された「洋風」の入母屋屋根も増えてきています。

「鼻母屋」が軒よりも内側にある、つまり「母屋が内に入る」ということで入母屋屋根と名付けられたとされます。
鼻母屋とは「軒に最も近い母屋」のことを指しているのですが、ここで言う母屋(もや)とは「屋根の骨組みの一部」を意味します。「敷地内の中心となる建物」を意味する母屋(おもや)とは異なるので注意しましょう。



入母屋屋根のメリット

ご自宅の屋根に入母屋屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。



1つ目は「高級感・重厚感のある外観にできる」という点です。
入母屋屋根は天守閣や神社仏閣でも採用されてきたほど格式高い屋根です。
ご自宅の屋根を入母屋屋根に変更するだけで、高級感・重厚感のある外観にすることができます
また、和風というイメージが強い入母屋屋根をあえて洋風の住宅に採用することで、他と被らない個性的な住宅となります。
そのため、「風格のある住宅に住みたい」「オリジナリティーあふれる外観にしたい」という方は、入母屋屋根の採用をおすすめいたします。



2つ目は「風の影響を受けにくい」という点です。
入母屋屋根は四方すべてに屋根面が存在するので、優れた耐風性を発揮できます
強風による屋根材の浮きや飛散を防止し、屋根の寿命を伸ばすことが可能です。



3つ目は「屋根裏の換気性能が高くなる」という点です。
入母屋屋根は切妻屋根の構造を取り入れているので、切妻屋根と同じように屋根裏の天井が高くなりやすいです。
高低差があることで空気の循環がスムーズに行われるようになり、屋根裏に熱や湿気が溜まりにくくなります
そのため、屋根裏の室温の上昇やカビの発生を未然に防ぐことができます
屋根裏部屋を寝室や収納スペースとして活用したいのであれば、入母屋屋根がおすすめです。



入母屋屋根のデメリット

反対にご自宅の屋根に入母屋屋根を採用するデメリットとして、以下の3点が挙げられます。



1つ目は「工事費用が高くなりやすい」という点です。
入母屋屋根は寄棟屋根と切妻屋根が合体したような形状をしており、屋根の中でも非常に複雑です。
近年では入母屋屋根の施工経験のある業者が減ってきていることから、作業費や人件費がさらに高くなりやすいです
また、工程数の多さから工事期間も長くなりやすいので、「工事をなるべく安く・早く終わらせてほしい」という方には入母屋屋根はおすすめできません。



2つ目は「雨漏りが発生しやすい」という点です。
入母屋屋根は接合部分が非常に多く存在し、そこから雨水が入り込んでしまいます
通常、接合部分には雨仕舞い(防水加工)が施されていますが、経年劣化によって防水効果が失われてしまう場合があります。

さらに、接合部分が多いということは「雨水の侵入口が多い」ということでもあるので、屋根の雨漏りがどこから発生したのかを絞り込むことが困難です
雨漏りの発生箇所を特定できないうちに屋根内部の腐食が発生してしまった、という事態も考えられます。



3つ目は「建物の耐震性が低下してしまう」という点です。
寄棟屋根と切妻屋根が1つになった入母屋屋根は、他の屋根に比べて重量が大きくなりやすいです。
建物の重量が大きくなると、地震発生時に建物にかかる力(地震力)も比例して大きくなり、被害が拡大してしまう恐れがあります
また、屋根が重いと建物の重心が高くなるため、地震発生時の揺れ幅も大きくなってしまいます
そのため、「大地震に備えた家づくりがしたい」という方には入母屋屋根は適していないと言えます。



以上、入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
入母屋屋根は日本の伝統的な屋根の1つであり、一般住宅だけでなく天守閣や神社仏閣でも用いられていたほど格式高い屋根です。
そのため、「高級感・重厚感のある外観にできる」というメリットがあります。
また、寄棟屋根と切妻屋根の複合でもあることから「風の影響を受けにくい」「屋根裏の換気性能が高くなる」という特長も有しています。

一方、入母屋屋根はその複雑な形状があだとなり、「工事費用が高くなりやすい」「雨漏りが発生しやすい」「建物の耐震性が低下してしまう」というデメリットも持っています。
地震や台風などの自然災害による被害を少しでも小さくするために、常日頃からのメンテナンスをしっかりと行うようにしましょう。



入母屋屋根の採用を検討されている方は、今回解説したメリット・デメリットをしっかりと把握されることをおすすめいたします!(*^^*)



ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!

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