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腰折れ屋根とは?|腰折れ屋根のメリット・デメリット

2023.12.11
こんにちは☀
ガイソー町田店です!


皆様は「腰折れ屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
腰折れ屋根は「ギャンブレル屋根」と呼ばれることもあり、北海道や東北地方などの農業が盛んな地域で見かけることが多いです。

今回は、そんな腰折れ屋根のメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います!



腰折れ屋根を採用している向ヶ丘遊園駅



腰折れ屋根とは?

腰折れ屋根とは、「屋根面を2段に折り曲げたような形状をしている屋根」のことです。切妻屋根の真ん中あたりを折り曲げ、丸みを帯びた屋根と言えばイメージがつきやすいのではないでしょうか。

前述の通り、腰折れ屋根は「ギャンブレル屋根」と呼ばれる場合もあります。
ギャンブレル屋根はもともとヨーロッパで誕生し、18世紀頃になるとアメリカでも広く用いられるようになりました。その後、アメリカから日本に伝えられたとされています。
アメリカの農村地域で人気を集めたこともあり、日本でも北海道や東北地方などの農業が盛んな地域で採用されることが多いです。また、デザイン性の高さから向ヶ丘遊園駅(神奈川県)でも採用されています。

気になる名称の由来ですが、屋根面の真ん中を「腰」に見立てたことから「腰折れ」屋根と呼ばれるようになったと推測されています。
ちなみにギャンブレルは英語で「gamnrel」と書き、「馬などの飛節(後肢にある関節)」を意味します。丸みを帯びた形状が四肢動物の脚のように見えたことから、このような名称が付けられるようになったのでしょう。



腰折れ屋根のメリット

ご自宅の屋根に腰折れ屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。



1つ目は「水はけが良い」という点です。
切妻屋根を折り曲げたような形状をしている腰折れ屋根は、切妻屋根よりもさらに水はけが良いです。
屋根に降った雨水がそのまま溜まらずに雨樋まで送られるので、屋根材の劣化や屋根内部の雨漏り・腐食を未然に防ぐことができます

また、腰折れ屋根には雨水だけでなく雪も溜まりにくいことから、屋根からの落雪の発生を防止できます
そのため、北海道や東北地方などの豪雪地帯で広く採用されているのです。



2つ目は「屋根裏部屋の天井を高くすることができる」という点です。
屋根裏部屋に高低差ができることで空気の循環がスムーズに行われるようになり、熱や湿気が溜まりにくくなります。これにより、屋根裏部屋の室温の上昇やカビの発生などを未然に防ぐことができます
寝室や収納スペースなど、屋根裏部屋を有効活用したいと考えている方は腰折れ屋根を採用されることをおすすめいたします。



3つ目は「敷地が狭くても施工できる」という点です。
腰折れ屋根は屋根の中でも急勾配であることから、敷地が狭くても問題なく施工することができます。
屋根が少しでも敷地からはみ出すと違法行為とみなされてしまうため、思わぬトラブルにつながる恐れがあります。
そのような事態が不安である方は、腰折れ屋根の採用がおすすめです。



腰折れ屋根のデメリット

反対にご自宅の屋根に腰折れ屋根を採用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。



1つ目は「折れ曲がった部分から雨水が侵入しやすい」という点です。
腰折れ屋根は本当に1枚の屋根面を折り曲げているわけではなく、2枚の屋根面を傾斜を変えながら接合することであの形状を作り出しています。
これにより、「屋根面の接合部分から雨水が侵入しやすい」というデメリットがあります。
接合部分には雨仕舞い(防水加工)が施されていますが、経年劣化によって防水効果が失われていた場合、屋根内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。

腰折れ屋根には「水はけが良い」というメリットがありますが、だからといって雨漏りと無縁というわけではありません。
他の屋根と同様に、定期的なメンテナンスを欠かさずに行う必要があります



2つ目は「太陽光パネルを設置できない」という点です。
腰折れ屋根はその独特な形状により、太陽光パネルを設置することができません。
そのため、太陽光発電によって電気代を節約したいという方には腰折れ屋根は適していないと言えます。



以上、腰折れ屋根のメリット・デメリットについて解説させていただきました。
腰折れ屋根はまるで屋根面を折り曲げたような形状をしており、それによって「水はけが良い」「屋根裏部屋の天井を高くすることができる」「敷地が狭くても施工できる」といったメリットを持っています。
雨水による屋根材の劣化や雨漏りを防止するだけでなく、屋根からの落雪を未然に防ぐこともできることから、北海道や東北地方などの豪雪地帯で人気の高い屋根です。

その一方で、腰折れ屋根には「屋根面の接合部分から雨水が侵入しやすい」「太陽光パネルを設置できない」というデメリットが存在します。
「水はけが良い=雨漏りが発生しない」というわけではないので、定期的なメンテナンスを怠ると雨仕舞いの防水効果が失われ、屋根内部の雨漏りや腐食が発生してしまいます。


今回のブログが腰折れ屋根に興味を持っている方や屋根工事を検討されている方のお役に立てば幸いです(*^^*)



ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!

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