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VOC（揮発性有機化合物）とは？ 排出されるとどうなるか
2022.12.10
こんにちは☀
ガイソー町田店です！
以前、水性・油性塗料の違いについてお話しした際に、水性塗料のメリットとして「VOC（揮発性有機化合物）の排出量が少ない」ことを挙げさせていただきました。
その時は簡単に紹介するだけでしたが、今回はVOCが排出されるとどうなるかについてお話ししたいと思います。
（「水性・油性塗料の違い」の方もよろしければご参照ください。 ☛ http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=22889）
〇VOCとは？
VOCとは「Volatile Organic Compounds」の略で、揮発性（蒸発しやすさ）を持ち、大気中で気体になる化学物質のことです。
シンナーに含まれるトルエンやキシレンをはじめとして、約200種類存在します。
塗料、印刷用インク、接着剤、洗浄剤、ガソリンなど、様々なところから排出されます。
〇VOCが排出されるとどうなる？
VOCが大気中に排出されると、光化学スモッグ、SPM（浮遊粒子状物質）、PM2.5、シックハウス症候群などの被害が生じます。
・光化学スモッグ
VOCが紫外線を受けて光化学反応を起こすと、「光化学オキシダント」と呼ばれる酸化性物質を発生させます。
光化学オキシダントが溜まるにより、空気にモヤがかかった状態のことを光化学スモッグと呼びます。
光化学オキシダントの濃度が高くなると、目がチカチカしたり、喉が痛くなるなどの症状が出ます。
・SPM
SPMとは大気中に浮遊している粒子の中で、10マイクロメートル（1マイクロメートル＝1㎜の1/1000）以下のものを指します。
粒が小さいために体内に侵入しやすく、肺や器官などに沈着することで呼吸器に影響を及ぼします。
・PM2.5
PM2.5とは「微小粒子状物質」のことで、2.5マイクロメートル以下の小さな粒子を指します。
SPMよりもさらに小さいので肺の奥にまで入り込みやすく、呼吸器だけでなく循環器（心臓、血管など）にも被害をもたらしかねません。
・シックハウス症候群
塗料や建材などから排出された化学物質によって起こる空気汚染と健康被害のことです。
原因の1つであるホルムアルデヒドもVOCに含まれます。
シックハウス症候群については、過去の記事で取り上げさせていただいておりますので、前掲の記事ともどもお読みいただけると嬉しいです。
（「シックハウス症候群と「F☆☆☆☆」 ☛ http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=23473）
〇VOCと塗料
上記の空気汚染や健康被害の発生を受け、塗料メーカーの間でもVOC対策が進められています。
・水性塗料
…水を溶剤としているので、シンナーを溶剤とする油性塗料よりもVOCの含有量が極めて少ないです。
・無溶剤系塗料
…溶剤を含まない塗料を指します。VOC排出の原因である溶剤をそもそも含んでいないので、「無公害塗料」と呼ばれることもあります。
・ハイソリッド塗料
…全体における溶剤の割合を減らし、顔料と樹脂のような不揮発性部分の割合が高い塗料です。
以上、VOCの有害性についてお話しさせていただきました。
「低VOC」「ゼロVOC」を掲げる塗料が年々増えてきています。リフォームの際はこれらの塗料にも注目されてみてはいかがでしょうか(*^^*)
ガイソー町田店では、現在「初売先取りキャンペーン」を実施中です！（http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=23552）
ぜひお気軽にお問い合わせください！
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
・-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------・
ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日
ガイソー町田店です！
以前、水性・油性塗料の違いについてお話しした際に、水性塗料のメリットとして「VOC（揮発性有機化合物）の排出量が少ない」ことを挙げさせていただきました。
その時は簡単に紹介するだけでしたが、今回はVOCが排出されるとどうなるかについてお話ししたいと思います。
（「水性・油性塗料の違い」の方もよろしければご参照ください。 ☛ http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=22889）
〇VOCとは？
VOCとは「Volatile Organic Compounds」の略で、揮発性（蒸発しやすさ）を持ち、大気中で気体になる化学物質のことです。
シンナーに含まれるトルエンやキシレンをはじめとして、約200種類存在します。
塗料、印刷用インク、接着剤、洗浄剤、ガソリンなど、様々なところから排出されます。
〇VOCが排出されるとどうなる？
VOCが大気中に排出されると、光化学スモッグ、SPM（浮遊粒子状物質）、PM2.5、シックハウス症候群などの被害が生じます。
・光化学スモッグ
VOCが紫外線を受けて光化学反応を起こすと、「光化学オキシダント」と呼ばれる酸化性物質を発生させます。
光化学オキシダントが溜まるにより、空気にモヤがかかった状態のことを光化学スモッグと呼びます。
光化学オキシダントの濃度が高くなると、目がチカチカしたり、喉が痛くなるなどの症状が出ます。
・SPM
SPMとは大気中に浮遊している粒子の中で、10マイクロメートル（1マイクロメートル＝1㎜の1/1000）以下のものを指します。
粒が小さいために体内に侵入しやすく、肺や器官などに沈着することで呼吸器に影響を及ぼします。
・PM2.5
PM2.5とは「微小粒子状物質」のことで、2.5マイクロメートル以下の小さな粒子を指します。
SPMよりもさらに小さいので肺の奥にまで入り込みやすく、呼吸器だけでなく循環器（心臓、血管など）にも被害をもたらしかねません。
・シックハウス症候群
塗料や建材などから排出された化学物質によって起こる空気汚染と健康被害のことです。
原因の1つであるホルムアルデヒドもVOCに含まれます。
シックハウス症候群については、過去の記事で取り上げさせていただいておりますので、前掲の記事ともどもお読みいただけると嬉しいです。
（「シックハウス症候群と「F☆☆☆☆」 ☛ http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=23473）
〇VOCと塗料
上記の空気汚染や健康被害の発生を受け、塗料メーカーの間でもVOC対策が進められています。
・水性塗料
…水を溶剤としているので、シンナーを溶剤とする油性塗料よりもVOCの含有量が極めて少ないです。
・無溶剤系塗料
…溶剤を含まない塗料を指します。VOC排出の原因である溶剤をそもそも含んでいないので、「無公害塗料」と呼ばれることもあります。
・ハイソリッド塗料
…全体における溶剤の割合を減らし、顔料と樹脂のような不揮発性部分の割合が高い塗料です。
以上、VOCの有害性についてお話しさせていただきました。
「低VOC」「ゼロVOC」を掲げる塗料が年々増えてきています。リフォームの際はこれらの塗料にも注目されてみてはいかがでしょうか(*^^*)
ガイソー町田店では、現在「初売先取りキャンペーン」を実施中です！（http://www.gaiso-machidaten.co/staff_blog/detail/?sid=23552）
ぜひお気軽にお問い合わせください！
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください！
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