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軒天とは?|役割と経年劣化による症状
2023.08.07
こんにちは☀
ガイソー町田店です!
皆様のご自宅にも存在するであろう「軒天」ですが、軒天が一体何のために存在するのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、軒天の役割と経年劣化による症状についてお話ししていきたいと思います!
軒天とは「軒やケラバの裏側部分」のことを指しています。軒が「建物の外側に張り出した屋根の端」、ケラバが「雨樋が取り付けられていない方の屋根の端」を指していることから、ざっくり言うと「外壁よりも外側に張り出した屋根の裏側」が軒天となります。
軒天にあたる部分にはベニヤ板やケイカル板(ケイ酸質を原料とした板)、金属板などが張り付けられています。
下の写真だと、青い点線で囲われた部分が軒天にあたります。
ちなみに、軒天はほとんどの住宅に存在しますが、例外として「キューブ型住宅」と呼ばれる住宅には軒天はありません。
厳密に言うとキューブ型住宅は「軒が存在しない住宅」であり、その名の通り立方体のような外観をしています。
↓ 軒天が存在しないキューブ型住宅
軒天の役割として、以下の3点が挙げられます。
まず、軒天が外壁よりも外側にあることによって、外壁に当たる雨風や紫外線を遮ることができます。
雨風や紫外線を受け続けると塗膜の性能が失われていくため、外壁の色あせやひび割れ、カビ・コケの繁殖などの様々な症状が発生してしまいます。
しかし、軒天が外壁に当たる劣化要因をできるだけ少なくすることで、外壁の塗膜の劣化を防止できます。
また、軒天に張り出されているパネルは優れた防火性能を持っています。
万が一、ご自宅もしくは近隣住宅で火災が発生したとしても、軒天が屋根裏への延焼を防ぐことで、火災による被害を軽減することができます。
さらに、軒天があることで野地板(屋根の下地材)や垂木(野地板を支える板)などの屋根の内部構造を隠すことが可能となります。
屋根の内部構造が外から見えてしまうと、建物の見映えが悪くなるだけでなく、雨風が屋根内部に直接入り込むことで腐食が発生する場合もあります。
そのため、屋根の内部構造を保護するために軒天を設置する必要があるのです。
軒天は経年劣化によって、「カビやコケの発生」「雨染み」「サビ(金属板の場合)」などの様々な症状が発生します。
軒天は湿気が溜まりやすい箇所であることから、湿気を好むカビやコケが定着・繁殖する場合があります。
カビやコケの繁殖は塗膜の防水性能が低下しているサインでもあるため、軒天のカビやコケを発見したら、早めの補修工事をおすすめいたします。
また、屋根の雨漏りや雨樋のオーバーフローなどが起こると、軒天の表面に雨染みが現れ始めます。
雨染みが続くと軒天内部の腐食が発生する可能性が高いので、一刻も早く屋根全体のメンテナンスと補修工事を行う必要があります。
軒天に金属板が張り付けられている場合は、湿気や雨水によってサビが発生する可能性が高いです。
サビを放置すると軒天の腐食が起こり、屋根の内部構造に直接雨風が入り込みかねません。
これらの症状が起こった場合は、「塗装工事」か「張り替え工事」を行う必要があります。
軒天の塗装工事は1㎡あたり約1000~1500円、張り替え工事の場合は1㎡あたり約8000~10000円ほど費用がかかります。
以上、軒天の役割と経年劣化による症状についてお話しさせていただきました。
もし、ご自宅の軒天に上記のような症状が見つかった場合は、ぜひガイソー町田店にお気軽にご相談ください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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ガイソー町田店
〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
TEL.042-860-7223 FAX.042-860-7229
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー町田店です!
皆様のご自宅にも存在するであろう「軒天」ですが、軒天が一体何のために存在するのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、軒天の役割と経年劣化による症状についてお話ししていきたいと思います!
〇「軒天」とは?
軒天とは「軒やケラバの裏側部分」のことを指しています。軒が「建物の外側に張り出した屋根の端」、ケラバが「雨樋が取り付けられていない方の屋根の端」を指していることから、ざっくり言うと「外壁よりも外側に張り出した屋根の裏側」が軒天となります。
軒天にあたる部分にはベニヤ板やケイカル板(ケイ酸質を原料とした板)、金属板などが張り付けられています。
下の写真だと、青い点線で囲われた部分が軒天にあたります。
ちなみに、軒天はほとんどの住宅に存在しますが、例外として「キューブ型住宅」と呼ばれる住宅には軒天はありません。
厳密に言うとキューブ型住宅は「軒が存在しない住宅」であり、その名の通り立方体のような外観をしています。
↓ 軒天が存在しないキューブ型住宅
〇軒天の役割
軒天の役割として、以下の3点が挙げられます。
- 雨風や紫外線を遮ることで、外壁の塗膜の劣化を防止する
- 屋根裏への延焼を未然に防ぐ
- 屋根の内部構造を隠す
まず、軒天が外壁よりも外側にあることによって、外壁に当たる雨風や紫外線を遮ることができます。
雨風や紫外線を受け続けると塗膜の性能が失われていくため、外壁の色あせやひび割れ、カビ・コケの繁殖などの様々な症状が発生してしまいます。
しかし、軒天が外壁に当たる劣化要因をできるだけ少なくすることで、外壁の塗膜の劣化を防止できます。
また、軒天に張り出されているパネルは優れた防火性能を持っています。
万が一、ご自宅もしくは近隣住宅で火災が発生したとしても、軒天が屋根裏への延焼を防ぐことで、火災による被害を軽減することができます。
さらに、軒天があることで野地板(屋根の下地材)や垂木(野地板を支える板)などの屋根の内部構造を隠すことが可能となります。
屋根の内部構造が外から見えてしまうと、建物の見映えが悪くなるだけでなく、雨風が屋根内部に直接入り込むことで腐食が発生する場合もあります。
そのため、屋根の内部構造を保護するために軒天を設置する必要があるのです。
〇軒天の経年劣化による症状
軒天は経年劣化によって、「カビやコケの発生」「雨染み」「サビ(金属板の場合)」などの様々な症状が発生します。
軒天は湿気が溜まりやすい箇所であることから、湿気を好むカビやコケが定着・繁殖する場合があります。
カビやコケの繁殖は塗膜の防水性能が低下しているサインでもあるため、軒天のカビやコケを発見したら、早めの補修工事をおすすめいたします。
また、屋根の雨漏りや雨樋のオーバーフローなどが起こると、軒天の表面に雨染みが現れ始めます。
雨染みが続くと軒天内部の腐食が発生する可能性が高いので、一刻も早く屋根全体のメンテナンスと補修工事を行う必要があります。
軒天に金属板が張り付けられている場合は、湿気や雨水によってサビが発生する可能性が高いです。
サビを放置すると軒天の腐食が起こり、屋根の内部構造に直接雨風が入り込みかねません。
これらの症状が起こった場合は、「塗装工事」か「張り替え工事」を行う必要があります。
軒天の塗装工事は1㎡あたり約1000~1500円、張り替え工事の場合は1㎡あたり約8000~10000円ほど費用がかかります。
以上、軒天の役割と経年劣化による症状についてお話しさせていただきました。
もし、ご自宅の軒天に上記のような症状が見つかった場合は、ぜひガイソー町田店にお気軽にご相談ください!(*^^*)
ガイソー町田店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー町田店へご相談ください!
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〒 194-0022 東京都町田市森野4丁目17番16号小山ビル101
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◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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